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Sat.

亡国のイージス

今日は、人猫さんのお兄さんも全面協力&ご推薦(?)の「亡国のイージス」を観てきた。

既に原作を随分前に読んでおり、ストーリーの壮大さではここ数年で読んだ本の中では五指に入る。だが、自分はやはり原作至上主義(もしくは妄想至上主義)なのだろうか、どうにも物足りない気がしてしまう。しかし、その辺りは、時間制限のある映画・制作費に限界のある邦画という媒体の限界であろう(かと言って、ドラマでは絶対に再現不可能)。あまり追求しても仕方あるまい。

実は小生、前に電波関係の仕事をしていた際、海幕の方にイージス艦の内部を見せて頂いたことがある(ちなみにその他では、運行中のジャンボ機のコックピット・空港の管制塔の見学やリニアモーターカーの試乗などを経験させて貰った)。それは正に巨大な精密機械であり、人間の英知の結集という印象であった。担当の方の「日本にたった4隻しかないんですよ」という説明が心に残っている。確かにあそこまでのシステムを支配下におけば、国に反旗を翻すことも可能だ。実際にそれは、戦争に使うものなのだから。

確かに、ストーリーの設定は多少現実離れしているが、全く有り得ない話ではない。そのことを理解できる想像力を持った人間は、この中に何割いるだろうか」という冷めた目で他の観客を見てしまった(少し上から見たような発言になってしまうのだが)。破れかぶれになった北朝鮮が捨て鉢になるとか、国内に溜まった不満というパワーを外に向けることでしか解決できない支那が、いよいよ日本に物理的な力を向けるとかしたら、映画よりも恐ろしい事態は容易に起こり得る。

作中で何度も繰り返される、平和ボケした日本人への警鐘というメッセージは、かなりあからさまに「台詞」という形を取っている。にもかかわらず、東京の街中を歩いて見渡す限り、現代の日本では、その意味すらも汲み取ることの出来ない人間が少なくないのではないかと危惧せざるを得ない。

また、福井晴俊のストーリーの作り方は、「オタク」と呼べるほどの綿密な取材に基づいているので、少なくともイージス艦が他の駆逐艦とは全く次元の違うものであることや、識別信号、モールス、VLSとは何か、程度の予備知識を持って見に行くと、話が現実味を帯びて楽しめるのではないだろうか。

(オフィシャルサイト)
http://aegis.goo.ne.jp/
23:37 | 映画・TV | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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Comments

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うちの兄も「アレはちょっとスゲエぞ」と
言ってましたが、
まだ観てないのですよー。
ぼくも原作読んじゃったし、
最近多い原作あり映画はな~んか観るべきか
悩むのですよね~。
あれ?ぼくも妄想至上主義か?w
by: 人猫 | 2005/08/14 05:37 | URL [編集] | page top↑
#
そうなんですよ。

確かに映像は、原作をより視覚的に見せる効果はあるにせよ、所詮活字の表現力には叶わないんですよねぇ…。ただ、今までの邦画と比べると、かなりの頑張った感は出ていましたが。

本作は、原作を読んだ人は、ビデオやDVDで観るくらいでちょうどいいかもしれません。
by: cabron | 2005/08/15 00:34 | URL [編集] | page top↑

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