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Wed.

From Tegucigalpa

ようやくネット接続が完了。
本日は多少時間があるので、久しぶりにブログでも書いてみる。

ここホンジュラスの首都、テグシガルパは、一応100万都市ではあるのだが、非常にのんびりとした、牧歌的な空気が流れており、他の国の首都のような喧騒やごみごみとした印象、息苦しさなどを感じさせない。町全体が幾つもの小山からなっており(おかげで町中坂だらけである)、緑が潤沢に残っているせいであろうか。ホテルの部屋からの眺めを見ても分かるとおり、アメリカ資本の店舗は多く入っているものの、非常に緑に恵まれており、およそ首都とは思えないのどかな雰囲気である。
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しかし、平地が全くないことから、貧民層は「それは人の住むところではないでしょう」と言いたくなる様な、崩れそうな崖の上や急な山の斜面に、一夜城のようなブロック塀を積んだだけの家を建てて住んでいる。このため、自然災害発生時、特にハリケーンが来襲した際の被害は甚大である。

今回のミッションは、消防車やその修理部品、消防機材(レスキュー用機器、消防服、ホース等)を供与するための調査である。具体的には、以下のようなことを調査する。

・ホンジュラス全土で何台の消防車を所有しているのか
・どんなタイプ(ポンプ車、はしご車等)の車を所有しているか
・どこの国が何年に供与したものか
・1台でどの程度の人口をカバーするのか、また、それは十分可能な数字か
・各車両の状態はどうか
・先方の維持管理体制はどうなっているか
・予算・人員は十分か
・消防庁全体の拡張計画は存在するか、存在すれば、その内容はどんなものか
・先方の組織体制はどのようなものか

これらは調査すべき事項のうち、ほんの一部である。
小生は、協力内容について大枠で合意ができたら2週間程度で帰国するのだが、同行しているコンサルタントは、1ヶ月の調査で全土を回って調査をしなければならないので、なかなか大変である。まあ、結構な報酬を取っているので、それなりの仕事はしてもらわなければならないが。

今日は現地調査で、テグシガルパ市内の消防署を幾つか見てきた。
1965年製の車両(写真)を使っていたりして、涙ぐましい努力でメンテナンスを続けているのが分かる。ちなみに65年と言えば、小生よりも10歳近く年上である。
DSC03293s.jpg

また、本庁を調査した時間帯は、ちょうど24時間勤務の交代時だったらしく、引継ぎをやっていた。さらに、宿直室やレスキュー車の中も撮らせていただいた(写真)。
DSC03295s.jpg
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DSC03308s.jpg

消防無線の担当者に聞き取りを行った際には、いろいろと彼(若いお兄ちゃん)が独自にパワーポイントで作ったマスタープランを見せられ、「本当はこれだけ無線が必要なのに、これだけしか整備できてないんだ。お金がないんだよ」と懸命のアピールをされたが、心の中で「ゴメン、あんちゃん。残念ながら今回無線システムは対象になってないんだよ。もし俺がムネオだったら…」と言い返した。ちなみに、途上国において、自分でプランを立ててしまうような熱心な担当者に出会うことは極めて稀である。きっと彼は無線オタクで、趣味が昂じて、消防署全体の無線に関する理想像を描くに至ったのだろう。

明日からはいよいよ、先方政府とのディスカッションである。果たして、どの程度まで突っ込んだ議論ができるのか、楽しみ半分、心もとなさ半分である。

ちなみに心配していたスペイン語は、予想どおり重要な単語がなかなか出てこず、到底使いものになっていない。しかし、簡単な会話や、自分の仕事に関する事項を聞き取ることについてはある程度対応できているので、短時間のリハビリで、かなり持ち直す素地が残っていることが分かっただけでも収穫ではあった。
07:21 | 出張・旅行 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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