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Sat.

平和な国・危険な国

5年振りにホンジュラスに出張して、先ほど帰ってきました。

今回は、ホンジュラスの交番プロジェクトの視察が半分、残り半分は別のプロジェクト(算数教育)の今後を検討する目的でした。実は、1月のブラジル出張も交番関係。

エルサルバドル、本当に治安が悪く、10万人あたりの殺人率がなんと72人。昨年は確かもう少し低い数値で世界3位とかだったので、恐らく今年は世界1位ではないかと。ちなみに、日本は10万人あたり1人。昔ほどではありませんが、まだまだ安全で平和な国、と言うことができます。他方、こちらでは、四国くらいの面積の国で毎日13~14人の人が殺人で亡くなっているのです。お隣のホンジュラスでも、この値は似たようなもので、エルサルバドルより少しマシなくらい。中米全域で、治安の改善は喫緊の課題です。

治安が悪ければ、当然外国企業も積極的に投資をしようとしませんし、国内での経済活動も停滞する。何より、住民が犯罪に怯えながら暮らす国に未来などありません。内戦時代に国内に相当数の武器が出回ってしまったとか、いろいろ要因はあるのですが、治安の悪化に貢献!?しているのが、「マラス」とか「パンディジェロ」とか呼ばれる若者のギャング集団。我々が仕事をしている首都の比較的安全な地域では、あまりその姿を見ることはありませんが、田舎の、特に首都近郊の貧困な都市に行くと必ず遭遇します。

先日クビにした女中の元彼氏は、彼らを取り締まる警察官でしたが、彼らに殺されました。また、バスに乗っていると、日本で言うところの「みかじめ料」を取るために彼らが乗り込んでくるそうです。曰く、「俺は悪いこと(=人殺し)をしたくないんだ。だから金を出せ」と。

※彼らについて知りたい方は、今年の夏に日本での公開も決まったというこちらの映画を観てみてください(原題:sin nombre[名無し])。米国の日系人監督が撮った映画です。

ということで、ホンジュラスで実施中の交番プロジェクトを、治安が世界最悪レベルの、ここ、エルサルバドルでも仕掛けたいな、と考えているところなのです。

ホンジュラスのケースは、日本の警察にはなかなか協力してもらえないので(日本国内の方が大事ですから、そりゃそうです)、かつて日本が協力して交番システムを確立した、ブラジルのサンパウロ州軍警察というところから人を出してもらって技術移転しています。すなわち、日本とブラジルのコラボ協力という訳です。日本は、住民データを管理するPCとか、交番の事務机とか、バイク2台とか、かなり少額を投入。中国同様、既に他国への援助を開始している、ということで、ここでもブラジルの勢いを感じます。

ちなみに、ホンジュラスやエルサルバドルでは、警察官は日本の「お巡りさん」のように道を聞いたり、落し物を届けたり、小学校に交通安全の授業をしにきてくれたり、といった存在ではなく、「言うことに従わなければ撃たれる」怖い存在。それを、住民から慕われるお巡りさんにしようって訳ですので、結構大変なことです。まずは挨拶をすることから始めた、と交番の長は言っていましたが、地域住民にとっても、昨日まで怖い存在だった警官が急に挨拶してきても、、、というのは容易に想像が付きますので、結構長い道のりだったと思います。

いわゆるお巡りさんのような、住民のための活動を「地域警察」と言いますが、簡単に言うと、

●パトロールを頻回に行う → 治安が良くなる
●地域住民と良い関係を構築する → 何か異変があったら知らせてくれる/地域をパトロールしやすくなる
●子供向けのイベントなどを行う → 悪い道に進む子供の数を減らす

といった活動を行います。ブラジルではさらに、PCルームや図書館を交番内に作って地域に開放したり、月報を出したりといったこともやっているのですが、流石に中米ではそこまで行きません。

写真を何点か。

住民と警察が協力して改築した交番
DSC06297.jpg

パトロール中の交番長を我が子のように愛おしむ目で見つめる老婆
DSC06304.jpg

交番の所轄地域内でもかなり貧困な地区
DSC06308.jpg

交代式(これから週末を挟んで72時間勤務だそうです。お疲れ様です)
DSC06312.jpg


追伸:
出張中にもかかわらず、インターネットで深夜まで、我が社への仕分け第2段を見てました(自分の身に降りかかることですから、気になるのは当然です)。
もはや何をかいわんや、ですが、一つだけ。
蓮舫とかいうタレント議員、本当に頭悪いですね。他の仕分け人は質問もある程度理路整然としているのに、一人だけ感情的、論理性ゼロ。人の説明を全然聞いてない。あんな馬鹿が国会議員をやってられるのですから、日本はやはり(上記とは別な意味で)平和な国です。
蓮舫よ、まずは、お前自身と外交センスゼロのお宅の党首を仕分けしろや。
01:15 | 出張・旅行 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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Comments

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蓮舫議員に、毒吐きましたねww
今回の仕分けは、私はテレビでまだ見ていないのですが・・
民主党、相当迷走してますね。。
まぁ、これで国民がテロでも起こさない限り、日本は平和な国だと立証されるでしょうね。

それにしても「交番プロジェクト」とは、なかなかおもしろそう(不謹慎ですみません)ですねi-189
日本の「おまわりさん」とはかなりかけ離れた警察がいるものなんですね。
でも、少し危険なプロジェクトのような気もしますねi-240

日本人は、貧困な国の現状をみて、もう少し危機感をもつべきかも。
今はまだマシですが、このまま国が迷走し続けたら、国民が暴走して危険な国の仲間入りしちゃうことも、決して夢物語ではない気がします。。
by: かよ | 2010/04/26 05:55 | URL [編集] | page top↑
#
>かよさん

やはり民主は寄せ集めの素人集団です。
しかし、パフォーマンス政治が好きなのも、近年の日本人の特徴。小泉劇場のときもそうでした。(かよさんがご自身の日記で言われるように)若い世代がきちんと自分の意見を持って判断するようにならない限り、日本の将来は明るくないですね。

交番プロジェクト、この国にとって本当に必要な協力だと信じています。ので、何が何でも実現させたい。そのために現在、様々な策を講じているところです。

>日本人は、貧困な国の現状をみて、もう少し危機感をもつべきかも。

若者に途上国の現状を経験させる、青年海外協力隊も、もちろん仕分け対象です。小生は以前のエントリに書いたことがあるのですが、日本も韓国のように男子に兵役を課すか、さもなくば途上国でのボランティア活動を課す、くらいしないと、軟弱で内向きな思考は改善されないと思っています(某国会議員に提案したら、真っ向から否定されましたけど)。
by: cabron | 2010/04/26 13:46 | URL [編集] | page top↑

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