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Fri.

現地スタッフの採用試験

2月に現地スタッフ1人を素行不良でクビにしました。
なので、現在、定員より1名少ないスタッフで事務所を回しています。
しかし、みんなで仕事をシェアするのもそろそろ限界、ということで、新規スタッフの求人広告を新聞(2大全国紙)に載せました。
すると、来るわ来るわ。たった1名の枠に、応募者なんと、168名。

履歴書を見るだけでも大変でした。
が、実際に見てみると、約半分は応募条件を満たしていない。
35歳以下、と書いているのに、50代の人が応募してきたり、学卒以上と書いているのに、大学在学中の人が応募してきたり(こちらでは「新卒」という概念はなく、働きながら大学を出るのが一般的)。
日本じゃありえません、が、資格要件を満たしていなくても「もしかしたら」と考えてチャレンジする、このガッツは見習うべきなのかも。

選考プロセスは、次のとおり。
① まずは一般的な教養試験、適正検査を実施し、条件を満たしていた87名を20名に絞ります。
② その後、小論文と英語の試験で10名まで絞り、
③ 10名全員に面接をして、最終合格者を決定します。

小論文20本を読むのは、かなり大変でした。
当然、普段の仕事以外の作業なので、昼休みに読んだり、家に持って帰ってきて夜中に読んだり…。
もちろんnon-nativeの小生以外にも、他の現地スタッフが採点に加わっています。

で、現在③のプロセスの途中で、10人中3人の面接が終了したところなのですが、想像していたとおり、困ったことが。
成績で選んだので、皆さん要求してくる給料が高い!!
今これだけもらっているから、次はこれだけ欲しい、という形で言われるのですが、月3,000ドルや4,000ドルを平気で要求してくる。大体4,000ドルなんて、小生の給料より高いっつーの(苦笑)。

大きな理由は、一般的な援助機関(国連機関世銀米州開銀米国援助庁スペイン援助庁等々)の給料と我が社の給料に差があり過ぎること。他の国際機関は、優秀な人を雇用するために、幾らでもお金を払う。他方、我が社の現地スタッフは予算の制約上、一番高い人でも1,500ドル程度です。これはプロパースタッフの給与水準も一緒。つまり、米国から派遣されている米国援助庁の人の給料と、日本から派遣されている小生の給料を比べると、、、という話です。

ま、そんな訳で、給与水準で同業他社に太刀打ちできない我が社は、10人面接しても、結局一番安い額を提示した人から「価格交渉」していくしかないのでしょう。残り7人ですが、既に何だかモチベーションが下降気味です(笑)。

面接もいろいろ工夫して、突発的な状況変化に対応できるかを見るために、それまでスペイン語で面接をしていた相手に対して、いきなり英語で難しい質問をしてみたり、などと試行錯誤してるんですが、あまり意味ないですね。

現地の優秀な人材より、日本人の給与水準が低いようでは、日本もそろそろ他国に援助している場合ではない(国として、そういう経済レベルではない)のかもしれませんね。援助に携わっているお前が言うな、というツッコミを受けそうですが、結構本気でそう思います。毎度のことながら、次の職場を真剣に考えなければ、と考えさせられるお仕事でした(です)。

 
22:47 | 仕事 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑
平和な国・危険な国 | top | やっちまった…。

Comments

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優秀なスタッフにそのお給料は流石に安過ぎますね(涙)。
それに、面接で給与交渉とは随分と現実的だなぁ。。日本とのあまりの違いに学ぶ所が多そうです。

前回の日記拝見しました。お子さん、痛かったですね(涙)。早く元気に幼稚園に行けますように!smile☆
by: とまと | 2010/04/17 23:04 | URL [編集] | page top↑
#
>とまとさん

ありがとうございます。
長男は骨が折れたまま(くっつきかけのまま)元気に走り回っております。子供って、みんなそんなものかもしれません。

採用は、自分にとってはなかなか良い経験です。今まで、リクルーター的なものはやったことがありましたし、面接も人事に上げるまでの若手面接官的な役割はやったことがあるのですが、選考方法から考えて全てやるのは初めてです。これも、人数が少ない小さい事務所だから故なのですが。

特に、こんな国(高卒の給料の平均が200~300ドル)でも、稼いでいる奴は稼いでいるんだなぁ、というのは大きな気付きでした。200ドルと4,000ドルでは、20倍違いますからね。日本だと、高卒と院卒だからと言って、流石にそこまでは違わないですもんね。
by: cabron | 2010/04/19 00:48 | URL [編集] | page top↑
#
私も一つ目の会社のときに、面接に借り出されたことがありました。

若手社員3人と、大学生3人くらいを面接するのですが、自分が、採点なんてしちゃっていいもんかなぁ、と心配になったことがあります。

私よりやや大人の社員の方たちがマジメなことを聞くので、私は、「なんで、今日はそのスーツなんですか?」とか、「なんで、そのスーツに、そのネクタイの色を選んだの?」とか聞いておりました。

日本の就職活動中の学生は、みんなほとんど紺のスーツ。男の子はしょうがないにしても、女の子は常識の範囲内で、もっと可愛くできないもんかなぁ、と思ったもので…。

私はベージュのワンピースに、髪の毛はグリングリンのロングソバージュだったのよねぇ。それもいかがなものか、と今となっては思うけど。

お疲れ様でした!

あ、私もそろそろ次の会社見つけたいっす。
by: masako | 2010/04/19 10:05 | URL [編集] | page top↑
#
>masakoさん

今日でようやく10人全部面接しました。
1,800ドルで良いという人が2人、1,000ドルで良いという人が1人いたので、否応なしに彼らの中から選ぶことになります。

1,000ドルの人は能力の割に安過ぎる(=何かある)、テロリスト養成校と言われるロシアの共産主義を教え込む大学を出ている、アラブ語が喋れる、あまりガラの宜しくない地域出身である、兄が誘拐されている等々の条件で、なかなか厳しそうではあります。

いや、世の中ホント色んな人がいるものですね。

小生も、上司2人が同席しているので、貴姉同様、真面目な質問は上に任せて、仕事とあまり関係のない質問をする役に徹しましたよ。
by: cabron | 2010/04/21 13:08 | URL [編集] | page top↑

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