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Mon.

飼い犬に手を咬まれる

オフィスの引越しがあって、先週からずっとバタバタしていました。
日本人の数が少なく、しかし、運ぶべき書類はとてつもない量なので、自宅の引越しよりはるかに大変ですね(全てを運ぶだけで3日間かかりました)。
土・日の両方とも休めないと、さすがに体に響くお年頃になってきました(しかも休日出勤の内容が、結構な肉体労働だし…)。
それでも、古民家を活用した、アリやゴキブリの常駐するオフィスから、最新のオフィスビルへ。
ようやく普通の環境で仕事ができるかと思うと、少しだけテンションも上がります。

そんなこんなしている間に、娘はいつの間にか歩き出し、また、いつの間にか1歳の誕生日を迎えていたのでした。本当に1年経つのは早いです。

そんなドタバタ劇のような日々の中で、先週、少し残念なことがありました。
家族が到着して以来働いて貰っていた、住み込みの女中(メイド、お手伝いさん、家政婦、呼び方はいずれでも)を解雇したのです。理由はよくある話ですが、食堂に置いていた妻の財布に手を付けてしまったこと。

妻が少し問い質しただけで挙動不審であったので、彼女がやったことは明らかなのですが、一応小生からも確認しました。無論、非を認めることはありませんでしたが、発覚したのが午前で、お昼休みには解雇を告げました。「盗人に追い銭」ですが、退職金も給料の半月分くらいは支払って。どんな人間と繋がりがあるか分からないし、きちんとしておかないと報復も怖いですからね。

以前書いたように、妻とは料理を教え合ったり、女中(かなりの巨漢)の洋服を妻がミシンで仕立て直してあげたりするくらいのフランクな関係を築いていました(こちらの通常の感覚では、主人が女中の服を直すなど考えられない)。給料は相場の倍以上、食べたいもの(特にアイス、チョコレート等の甘いものが好きだった)は何でも買ってやる、広い家に清潔なベッドと、これ以上ないくらいの条件で働いていたのですけどね。魔が差したのでしょうか。

財布を置いておいた方にも多少の非はありますが、それに手を付けるのは絶対にご法度、ということは分かっていたはずなんですけどね。彼女は以後、このような好待遇で働けることは一切ないでしょう。何事も、失って初めてそのありがたみが分かるのですな。

妻がこちらに到着した頃に、住み込みのお手伝いさんがいてびっくり、とmixiの日記に書いたところ、「絵に描いたような駐在生活だね」というコメントをした方がいたのですが、家の中に他人を入れなければならないのは、結構面倒なものなのです。入れなければ入れないで、こちらの人たちから「自分たちよりよほど稼いでいるくせに」という陰口を叩かれます。信頼できる人が見つかった、と思ったら、飼い犬に手を咬まれたり、上記のように、今後の報復にもある程度気を付けなくてはならない…。

それにしても、子供たちもすっかりなついていたし、家族同然に接していた人だったので、かえすがえすも残念な出来事でした。
実際に、妻は最も接する時間が長かっただけに、結構なショックを受けていました。
長い駐在生活、これからもいろいろなことが起こるとは思いますが、淡々と受け入れていこうと思います。
06:51 | 日常・人間観察 | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑
ブラジル出張(仕事以外) | top | 旅行続き

Comments

#
この手の話、メキシコでもよく聞きます。
金額が莫大な人も私の友人にいて、裁判沙汰にしたって。
でも人間だから「魔がさす」ということはあるし、、、
結局、信頼はしても信用はしてはいけないかもしれない、悲しいけど。いい関係を築くためには、お財布や銀行の明細、各種領収証など目につくところにおかないのがいいのかも、、、
私もお手伝いさんからはたくさん学びました。今来てる人は3人目ですが、無駄なことはあまりしゃべらないようにしてます、、、それが私の考えるうまくやる秘訣。
cabronくんとこのお手伝いさんは本当に自分のしたことに後悔してると思うよ。
そして彼女にとっては解雇されたことは自業自得にしてもいい思い出になることと思うし、、、勉強代だったと思って、でも生活にお手伝いさんは必要だと思うし、早く次の人が見つかるといいね。
娘ちゃんとうとう歩き始めたんだね!!おめでとう!
by: えりこ | 2010/02/23 00:25 | URL [編集] | page top↑
#
かなり、残念な話ですね・・・
cabronサンもお仕事に加え、ご家族の精神面でのケアで大変疲労されてるとお察しします。
魔がさしたといえども、1度崩した信頼関係は、なかなか治るものではありませんよね。
それも、雇い雇われの関係だと、解雇するのはやむを得ないと思います。
日中家にいるのに、フレンドリーにならないのも勿体ない気もしますが、
フレンドリーになった場合に今回のようなことがあると、そのときの落胆は激しいですもんね・・

お嬢ちゃん、とうとう歩かれたのですねv-352
やっぱり、二人目は何かと早いですよね!
って、うちの次男は1歳3ヶ月、いまだ歩きませんi-202
つかまり立ちで半年以上過ごしてます・・・
「やっぱり、二人目は早いね~」ってセリフを言うのが楽しみだったのに、もういまさら言えません(泣)


by: かよ | 2010/02/23 09:53 | URL [編集] | page top↑
#
>えりこさん

ウチの場合、幸いに大した額ではなく(でも恐らく初犯ではない)済みました。

「目に付くところに置かない」「必要以上のことを話さない」と言うのは、そのとおりだよね。妻も大分反省していました。

仕事をしたい人は幾らでもいるので、既に今日から次の人に入って貰っていますが、週3日の通いにしました。その方が時間も決められているし、集中してやってもらえる。

必要以上にフレンドリーになることなく、あくまで主人と使用人の関係を崩さずに行きたいと思います(この前はここがダメだった。妻など、自分のことをtuで呼ばせていたし)。
by: cabron | 2010/02/23 15:15 | URL [編集] | page top↑
# お疲れ様です
私が、初めて海外に出たのは、高校生のとき。
友達が住んでたインドネシア・ジャカルタでした。

友達の家にも住み込みのお手伝いさんがいっぱいいて。
なんだか緊張してしまったのを思い出しました。

だいぶ慣れたとはいえ、まだまだそちらの生活では
初めてのこともいっぱいありますね。お疲れ様です。

その中でも、娘ちゃまが歩いたのは明るいニュース。
ご家族が一緒なのはいいですね。

そうそう、こちらは、またまた『ソフィア』に登場するかもしれません。今度は座談会です。K君も同じく出席予定。

できあがったら、またご報告します。
by: masako | 2010/02/23 19:15 | URL [編集] | page top↑
#
>かよさん

女中との関係、全くお察しのとおりです。
家族同然に家にいるのだからと、妻はかなり好意的に接しており、敢えて敬語も使わせず、とやっていたので、財布からお金が抜かれているのが分かってしまったときは、「もう、今までと同じ関係を続けるのは無理だ」と直感してしまったそうです。金額的には、彼女の給料2日分程度で、それほどでもなかったのですが。

娘、歩くの早かったですね。息子はやはり1歳4カ月まで歩かなかったので、5カ月も早い。性格も、娘は超積極的、声が大きい、活発。息子は慎重派、内弁慶。同じ兄妹でこれほど違うものかと、ギャップを楽しんでいます。
もしかしたら、かよさんのご次男も、慎重な性格かもしれませんね。
by: cabron | 2010/02/23 19:17 | URL [編集] | page top↑
#
>masakoさん

こちら、ラテンアメリカはそんなに物価が安くはないので、何人も雇うのは無理ですが、運転手と女中のみは必要なので、無理して雇っています。確かに物価の安いネパールに赴任した人は、独身なのに庭師まで含めて7人雇っていたというのを聞いたことがあります。雇用対策も含めてね。

やはり、日本では経験しないこと、いろいろありますよー。まあ、それも含めて海外生活の面白いところではありますが。

相変わらず母校とのつながりを保ってますねぇ。素晴らしい。小生は卒業して以来、転職する際に卒業証明を取りに行ったのが唯一の母校訪問。愛校心の無い奴ですみません…。
by: cabron | 2010/02/23 19:26 | URL [編集] | page top↑

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