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Tue.

コネ社会

最近、小生がちょっと辟易してきているコネクション蔓延社会。
ケース別に見てみましょう。


【ケース1】
事務所のスタッフに頼まれごと。
彼女の姉ちゃんが医者だそうで、国立病院で働きたいから、厚生省の役職者に履歴書を渡してくれと言う。
ま、このくらいなら大したことないので、大臣だとレベルが高過ぎてダメだろうとか、いろいろ考えて、厚生省の看護課長(女性)に渡してあげました。


【ケース2】
我が社がやっている事業で、途上国へのお金の貸付、というのがあるのですが、それも小生の担当。その関係で、大蔵省や中央銀行ともやり取りがあります。
ある日、メールのやり取りを数回しただけの顔も知らない中央銀行職員から、息子が日本に留学したがっている、何か情報はないか、とのメール。そんなの日本大使館に聞けば一発なのですが、一応仕事上のカウンターパートだし、と思って、大使館から取り寄せた情報を送ってあげました。ファイルの中に、コンタクト先とか、詳しい情報が書かれているからね、との注釈付き。
するとその翌日、息子からのメールが転送されてきて、地質学を学びたいんだけど、どの大学がいいだろうか、とか、九州大学についてどう思う、とか、学部とマスターのどちらが良いだろうか、なんて具合の質問攻め。正直長すぎて読む気が失せました(全部読んだけど)。
しょうがないから、「九州大学は悪くないと思う」「京大もいいんじゃない」「もっと知りたかったら、こちらのURL(日本地質学会だったかな?)にアクセスして聞いてみたら」「でもさ、本気で勉強したいんだったら、普通、日本人の学者が英語で書いた論文の1本でも読んで、その先生のいる大学を選ぶっていう選択でもするんじゃない?」「小生、毎日7時半から23時まで働いてて忙しいのよね。今後こういうメールは勘弁してくれない?」って感じで真面目に返信してあげました。
この人、敬虔なクリスチャンなのでしょう。いつもメールの冒頭に、「あなたに神のご加護がありますように」といった余分な一文を必ず付けてくるのですが、ご加護は無くていいので、仕事の邪魔をしないでほしいです。


【ケース3】
次は小生も軽くプチッと来てしまったケース。
7月末に家族を迎えに行くので、Continentalという米国の航空会社からチケットを買いました。すると数日後に、カウンターで発券してくれた兄ちゃんから携帯に電話が。最初は航空券に不備か何かがあったのかと思ったのですが、どうもプライベートな相談らしい。
その相談というのが、我が事務所で広報担当者の募集を全国紙に出したのですが、その面接日に、応募者であるところの彼の奥さんが行けないので、日付を変えて面接してほしい、というもの。しかもその理由が、その日は奥さんをサプライズ旅行に連れて行く日だから、というのです。だから何なんだよ!!!とブチ切れて電話を切ってやろうとも思いましたが、すんごく忙しいときにかかってきたので、あとでゆっくりメールで抗議してやろうと思い、「忙しいから、今から言うアドレスにメールして」と言って電話を切りました。
その日の夜、残業がほぼ片付いてから、以下のようなメールを夜な夜な打ちました。

ご依頼の件、担当者に転送しました。
結果は分かりません。私にはこの人選について権限がないからです。

あなたの奥様への偉大な愛情は理解しました。
でも、あなたのやっていることは、顧客情報の私的流用ですよ。
そんなことをする人の家族と、誰が一緒に仕事をしたいと思うでしょうか?

日本人はそういったやり方を好みませんし、日本で同じことをやったら解雇の理由にすらなり得ます。
同時に、そのような行為は結果として顧客の信用を失わせるだけでしょう。
今回は私自身そんなに腹を立てているという訳でもありませんが、あなたも世界の標準、というものを学んだ方が良いでしょう。
この国の一般的な状況、というものを私も十分理解していませんが、世界のほとんどの国で、あなたの行為は良い印象を与えることができないと思います。

次にあなたが同じことをしたら、コンチネンタル航空の本部に報告しますね。


ってか、ここまで書いてあげることすら、極めて親切な行為だと自分では思っています。通常なら、一発で本社に報告かと。でも、この国の発展のために来ている自分が、ここで何も教えないでそんなことをするのも大人気ないし、彼にもそれほど悪気はなく、これも文化の違いなのだということも、今までの経験で十分分かっていますので。
また、航空会社のカウンターで雑談して、話の流れで勤務先を迂闊に言ってしまった小生にも落ち度はあったのかもしれません。



こんな例は枚挙にいとまがなく、書き続けていくと小説が1本書けてしまうのですが、こんなところで止めておきます。
まあ、こういう機会不平等の国で、少しでもいい機会にありつきたいっていう気持ちも分からなくもないけどさ、とにかくみんな、俺の仕事の邪魔をしないでくれー。マジで忙しいんだから。次来たら、丁寧に返信なんかしないで、シカトするよ。
14:40 | 仕事 | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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Comments

# うっとおしいですねぇ~、汗
かつてそんなような経験をした際に、「こんなに苛々するのは自分が謙虚な日本人のせいだからか?!」と思っていましたが、、世界基準というのは、どんなものなのでしょうか?!

仕事より家族を大切にするのが当たり前(基本)の国ならば、ケース2はあり得なくもないし…

でもねぇ。。どんな文化であろうと、相手の立場や状況をまず考えてから行動を!と思うのですが、それも日本人ゆえ…の考え方でしょうか。。

ともあれ、色々とお疲れ様です!(前の日記のインフルエンザ対策へのご貢献含め☆)

麻雀やりましょう♪やりましょう♪(笑)
by: とまと | 2009/05/26 17:32 | URL [編集] | page top↑
#
「あなたに神のご加護がありますように」は、「どうも~」くらいのテンションなんでしょうかね(笑
cabronさんのおられる国と日本の文化の違いがよくわかる文章ですね!
なれなれしい人が多いのは、日本人としてはキレそうです。逆に相手側には、日本人はキレやすい、という印象を与えそうですが(笑

7月からいよいよ、ご家族での生活が始まるのですね!
楽しみですね~ でも、今も楽しそうですね(笑

どうぞお体を大切に、お仕事がんばってくださいね(^^)
by: かよ | 2009/05/26 20:27 | URL [編集] | page top↑
#
 わぁ、cabronさん丁寧ですね。
 やっぱり相手との関係を大事にしておかないと、あとあと仕事の上で大変なのでしょうか?
 断っても「あ、無理なのね。分かった」で、後腐れのない国もあるそうですが、日本人としてはちょっと先のことが気にかかりますよね。(ドイツ人は「無理」「できない」って即答です!)

 「留学」のケースですが、自分で留学先も決められない学生さんだと、日本の学生生活も厳しいような気がしますね。
by: ムーニー | 2009/05/27 10:07 | URL [編集] | page top↑
#
>とまとさん

家族を大切にするのはいいのですが、とりあえず一度情報を送って、そこにコンタクト先が書いてあるのだから、それで勘弁してよ~、って感じなのです。でも、こちらでは少し親切にすると、図に乗って(この人は相談に乗ってくれると判断して)、どんどん利用してくるのです。そこが気に入らないところ。相手が忙しい中、精一杯の情報を取ってくれたのだから、これ以上聞くのは止めとこう、とかいう気配りが一切ない。ま、そこが途上国クオリティーなのですが。

自分にもできる国際協力、ってことで、正に「相手の立場や状況をまず考えてから行動を!」という啓蒙を相手にしているところです。

麻雀、是非是非。お手合わせ頂く頃までに強くなっておきます(笑)。
by: cabron | 2009/05/27 13:50 | URL [編集] | page top↑
#
>かよさん

「あなたに神のご加護がありますように」は、他の人では見たことがないので、標準的ではないと思います。信仰心が篤いのはいいのですが、他の人に押し付けるのはちょっと…。その前に、他の人の置かれている状況に気を配れるようになってくれ、って感じです。

できる範囲で対応していますが、1日に何十通も来るメールの処理に追われているときに、この手のお願いが来るとホントに切れそうになります。それでも、できるだけ穏やかな口調で対処していますけどね。

そう、7月末に帰国して、ちょっと一緒に準備して、8月中旬に家族を連れて再渡航です。お察しのとおり、独りもかなーり、楽しいですけどねw。
by: cabron | 2009/05/27 13:57 | URL [編集] | page top↑
#
>ムーニーさん

ケース1は事務所内なのでともかく、ケース2の仕事相手は、断っても全く問題ありません。何せ、こっちは金を貸している側だし、会ったこともない人なので。なので、相手との関係と言うより、断り切れない小生の性格なのでしょう。これ、自分の仕事上でも課題なんですよね~。頼まれるとNOが言えないところとか、馬鹿丁寧なところとか…。

でも、そろそろ年齢的にも、自分の下に何人かの人が働くようになってきていて、調整しないと、すぐに仕事の量が飽和状態になるような立場にあるので、抱え込むと大変なことになるのです。少しづつ「大人のやり方」を学ばないと、と思っています。

自分で留学先が決められない学生のケース、おっしゃるとおりです。多分、彼は応募しても通らないんじゃないかな。
by: cabron | 2009/05/27 14:07 | URL [編集] | page top↑

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