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Sun.

屁理屈を付けよう。

今日も今日とて酒に溺れる三十路リーマン、またまた随分間が開いてしまいました。

Super(ここは一つ、スペイン語読みで「スーペル」と読んで頂きたい)前任者のプレッシャーが大きい話は前々回の記事でしましたが、最近では少しずつ開き直りつつあります。だって、小生は彼ではないし、彼と同じようにはなれないから。そして、馬鹿は急に利口にはなれないから。だもんで、彼とは違ったやり方で、仕事に自分なりの付加価値を付けられたらいいな、と思います(これって、逃げてるのかなぁ)。

と言いつつ、相変わらず余裕はなく、状況にもあまり変化なし。良い話と言えば、上記のように開き直れるようになってきたこと、正式なナンバー2が間もなく着任すること、耳が慣れてきたので、相手の話をほぼ理解することができるようになってきたこと、程度でしょうか(でも、自分はそんなに上手く喋れない…)。

あ、サルサバーにもデビューしました(こう見ると、良い話、意外とあるな…)。

逆に悪い話もあります。

早速、車で事故やりました。運転の荒い路線バスの後ろに付けていて急停車され、ブレーキを踏むも間に合わず。バンパーとライトが軽くダメージを。もちろん、向こうのバンパーにも。日本なら、いくら相手が急停車しても、こちらが前方不注意ということで圧倒的に不利ですよね。しかし、まあこんなことはよくあるのでしょう(もしくは、もともとボロボロのバスの車体が少しダメージを受けたくらいでは何も思わないのか)、路線バスからは誰も降りて来ず。そのまま行ってしまったので、小生もそんなものかと思い、そのまま職場に行くと、職場の運転手から「cabronさん!その車どうしたんだ!何ですぐ俺に連絡しないんだ!!」と怒られてしまいました。彼は、事務所スタッフ全員の車の購入から、保険加入、事故対応、定期点検、売却まで、車のこと全般を面倒見てくれているのです。運転手という職種から、給料は決して高くはないのですが、車のことなら何でも任せろ!という誇りを持って仕事をしてくれるので、本当にありがたい存在です。連絡怠ってすんません。

という訳で、唯一の移動手段である車が、もう2週間も修理工場に行ったままです。どうもライトのカバーが見つからないらしいのですが、それにしても、どこに行くにもタクシーを呼ばなければならないのは面倒極まりなく。

ふぅ。相変わらず前置きが長いですが。

さて、ようやく現場(に近いところ)に出た小生ですが、我が社の事業の主役は、我々職員ではありません。我々はあくまで黒子で、極めて大雑把に言うのであれば、ヒト・モノ・カネをどう動かして、どう調整したら、援助が必要な現場に理想的な形で届くか、を考えるのが仕事です。

主役は誰かと言えば、上記の「ヒト」の部分にあたる、我々が途上国に派遣している様々な関係者の方々です。それはボランティアだったり、プロフェッショナルだったりしますが、皆さん、その特技を活かして現場で活躍されています。

そんな現場の関係者から聞いた話で、こんなものがありました。

その方は、現場で助産婦として活動されているのですが、10代の妊娠が極めて多く、その多くがシングルマザーなのだそうです。父親はどうしているかというと、大抵が既に他の女を作って、そちらに行ってしまっている。

では何故、そんなに若いうちから妊娠してしまう女性が多いのでしょうか。

・性教育が十分でない。
・他にすることがない。
・宗教的に堕胎の習慣がない。

どれも要因の一つとして数えることはできるでしょう。しかし、一番の原因は、両親の性行為を見て育つ子供が多いからなのだそうです。小生の住む首都は、それなりに都会で、一見とても発展した国のように見えます。しかし、地方の農村部に行くと、1部屋しかない家に10人以上の家族が雑魚寝をしている光景などは珍しくありません。そんなところで、TVも無いような家であれば、他にすることもなく…。それを見た子供たちも、性についてろくな知識を持たないまま、見よう見まねで幼い頃から始めてしまうのだとか(近親相姦も、かなりの数あるでしょう)。

正直なところ、我々の活動は本当にちっぽけで、焼け石に水なのかもしれません。結局、国全体が相当発展しなければ、一部屋しかない家に一家10人が住む状況は変わらない(きっと戦前の日本でも、そんな状況はあったことでしょう)。そして、こういった事柄に対して、よそから来た人間が何かしようとするのが本当に正しいのかも分かりません。でも、その方は10代の母たちに向かって必ず、「あなたは、それで幸せなの?」と聞くそうですが、諦観の返事をする子はいても、肯定の返事をする子はいないそうです。

もし、自分のやっていることが、(ほんの爪の先ほどでも)巡り巡ってそういった人たちの役に立つのならば、今のところかなりしんどい、自分が試されているこの現状に耐える価値もあるのかな、などと無理矢理自分のモチベーションを上げるための屁理屈を考えながら、その話を聞いたのでした。
23:46 | 仕事 | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑
長すぎる… | top | 練習中

Comments

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そっか。車、私もこちらの運転のあらいバス(ペセロ)にぶつけられたこと2回ほどあります。
ぶつけたの1回、ぶつけられたの4回です。
でも何事も経験経験!いまじゃ私怖いものなしです!
一人の力が誰かの力になるってこと、発展途上国では私は、あると思います。
例えばメキシコでも貧困層の人達は一日を過ごすのに精一杯。一桁単位のペソも彼らにとって重要。だって10ペソあれば約8人分のトルティージャが買えるんだもん。
あんまり例えになってないけど。。。
メキシコでもストリートチルドレンを支援する日本のボランティア団体がいて、何人もの子供を更生させ、彼らの明るい未来を作ってあげてるみたいです。
by: ろしーた | 2008/10/27 01:11 | URL [編集] | page top↑
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事故で怪我はされなかったのですね?それが何より!です。

cabronさんのように広~い世界でお仕事されていると、すぐに反応が帰ってくることはなかなかないのでしょうね。小さなことからコツコツと!なんて、私が言うのはおこがましいですが(汗)、いずれきっと結果がついてくるはずです!v-220

今、江原 啓之さんの「ことたま」という本を読んでいるのですが、’世の中の平和とは個々の平和の集合体’という一文がありました。

私はちっぽけな所でちっぽけな事に悩み暮らしている身ですが、世界が平和になるために、一番近くにいる人たちを大切にする事で、貢献できたらなーと思います♪
(ホントにちっちゃいなぁ、笑)

サルサバーは如何でしたか?♪
by: とまと | 2008/10/27 20:14 | URL [編集] | page top↑
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 私がまだ小学生の頃、「8歳のお母さん」という女の子がテレビに出ていたのを思い出しました。ギネスブックに関する番組だったように記憶しているのですが、ショックだったのを覚えています。

「こういう仕事ができたら一人前だから結婚していい」という、土着の風習って実は女性の体にも大事だったのかもしれないですね。
 親として、次世代の命も大切にできる子どもを育てなくては!
by: ムーニー | 2008/10/28 23:51 | URL [編集] | page top↑
#
>ろしーたさん

日本人と比べると、本当に車の運転が荒いよね。
すごいスピードで追い抜いて行ったかと思うと急停車。なんじゃそりゃ。
対応できないっちゅーの。
ま、クラクションがメヒコより少ないのはまだありがたいですが。あと、交通渋滞もメヒコには負けます。

ま、それは置いておいて。

自分の仕事って、直接現場で援助が必要な人たちと触れ合える訳じゃないから、なかなかモチベーションを保つのが難しいんだよね。
なので、「主役」の方々からお話を聞いて、自分たちはそんな主役をサポートする脇役なんだ、と思うことで仕事を頑張れる気がするのです。
by: cabron | 2008/10/29 14:25 | URL [編集] | page top↑
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>とまとさん

事故というよりは、コツン、と当てただけなので、大丈夫でした。脇見をしていたら、どうなったか分かりませんが。

まあ、大きな世界というほどのものでもなく、所詮一つの職場に勤めるサラリーマンなんですけどね。

自分の周りから、という考え方、重要だと思います。小生もよく、自分たちの周囲の人が幸せであってくれたらなー、という話を家族とします。

お互い、足元から固めていきましょう!v-22
by: cabron | 2008/10/29 14:34 | URL [編集] | page top↑
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>ムーニーさん

久し振りの日本での生活はどうですか?

こういう仕事ができたら一人前、というのは現在の日本にも適用してもらいたいくらいですね。

様々な関係者の話を聞くと、男尊女卑の習慣がかなり根強く残っているようです。男性がしても何も言われないことを、女性がするとものすごく非難される、とか。

日本式を教えるのが、いいことなのかどうか分かりませんが、一人でも笑顔が増えることを思いながら仕事をしていきたいと思います。
by: cabron | 2008/10/29 15:10 | URL [編集] | page top↑

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