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Wed.

Exhausted

いやー、最高に疲れました。
何がって、出張です。

帰国報告がのっけから愚痴ですんません、、、
本当は17日に帰れる予定だったのですが、いろいろとトラブルがありまして。

ブラジリアから発ってサンパウロで国際線に乗り継ぎ、NY経由で帰る予定だったのですが、激しいスコールの影響でブラジリアからのフライトは40分遅れ。しかし、サンパウロ到着時、NY行のフライト時間までは1時間半以上残っており、乗り継ぎできるかな、と思っていたのです。ってか、普通大丈夫だし。

しかし、着いてみるとTAM航空の発券カウンターは大混乱の様相。文句を言う客でごった返しています。周囲の客に聞いてみると、そんなに早い時間なのにオーバーブッキングで乗れないというのです。まさか、とは思ったのですが、1人1人が文句を言っているので自分たちの番が回ってくるのに時間がかかり、いやがうえにも焦りは募ります。ようやく回ってきたところで状況確認したい旨伝えると、事情は分かったが、ビジネスクラスは向こうだと、20m先を指差す担当者。

「オイ!時間ないの分かってんだろ!!ここでやってくれよ!」
「いや、あちらに行きなさい。」

(てか、全然表示されてねーんだから分からねえよ!!)

しぶしぶ、何の表示も出ていない特設?カウンターに行った時点で残りは1時間10分。

「予約も入ってるし、座席番号も既に決まってるんだけど。急いでチェックインしてくれない?」
「残念ながら、チェックインは締め切りました」
「はぁ?まだ、こんなに時間があるじゃん。つべこべ言わずに早くやってよ」
「既に満席です」
「意味分かんないよ。何でこんなに早く満席なの」
「チケットカウンターに行ってご相談ください」

この人たち、絶対に謝ることをしないし、「分かりません」ということを言わない。分からないと何となくたらい回しにする。「分かりません」を言わないのは、メキシコで散々経験済み(例えば、道を聞くと、知らなくても教えようとする)だったけど、今ここでやられても困るんですけど…。

チケットカウンターにも長蛇の列で、半ばあきらめつつ、ようやく自分の番が回ってきたところで、残り50分。状況を説明し、押し問答すること20分。さすがに小生もあきらめました。隣では英語が(ついでに西語・日本語も(笑))得意でない部長がカリカリしています。

「分かった分かった。もうあきらめたから、代わりのNY便を確保してよ」
「これは、日本のJALが発行したチケットなので、JALのカウンターに行ってください」
「は?JALのサンパウロ便なんて、週2便しか飛んでないよ。大体、今、夜の10時過ぎだよ。開いてる訳ないじゃん」
「いずれにしても、ここでは何もできません」
「そんな訳ないでしょ。ウチら世界中に行くから、こんなこと何度も経験してるの。アフリカで同じことが起こったらどうしろっていうの?JALのカウンターなんかないよ。とにかく、その端末で他社便にでも何にでも書き換えられるから」

(ようやく上司に聞きに行く担当者)

「いずれにしても、今日は無理です」
「だから、あきらめたって言ったじゃん。明日のフライトでも何でもいいから」

(20分後)

「明日の同じ時間の便を確保しました。ただし、NYからのJAL便はありません」
「無いわけないでしょ。JFK-NRTなんて、1日何便も飛んでるよ」
「無いって言ってるでしょ!ここまでしてるのに何で分からないのよ!!」(ボールペンを叩きつける担当者)
「じゃあさ、その端末こっちに見せてよ。ほら、ちゃんとあるじゃん。あー、満席って意味ね。じゃあ、ちゃんとそう言ってよ。No flightなんて言わないでさ」
「とにかく、これ以上はできません」
「分かった分かった。もういいから。とりあえず、予約記録出しておいて。どうもありがとね(ここだけ葡語)。」

ということで、乗る予定の便が飛び立ってから1時間後の夜11時半に、空港近くのホテルを探してチェックイン。何と1泊25,000円!高っ!!
早速ホテルから東京の旅行代理店担当者の携帯に国際電話。留守電でメッセージを残し、経緯を説明、NYからの便を確保してくれるようお願いしました。その他、自宅や上司やブラジル事務所の担当者に経緯報告。

日曜日だったにもかかわらず、代理店担当者がJALと掛け合ってくれ、満席の多いNY経由を外し、シカゴ経由に切り替えてくれました。サンパウロ-シカゴは、TAMではなく米系のUNITED。ちゃんとホテルに電話もくれました。やっぱり、日本人って素晴らし過ぎる。

で、次の日。
余裕を見て4時間前に空港に到着した我々は、またもブラジル人に悩まされることに。

まず4時間前なので、もちろんカウンターは開いていません。開いたのは何と2時間半前。おいおい、何かトラブルあったらどうすんのよ。

チェックインカウンター前のセキュリティ質問(誰がパッキングした?/その後この荷物はどこにあった?/その後誰かがこれを開けた?っていう例のやつ)が終わり、カウンターに向かおうとすると、

「このチケット、UNITEDって書いてないですね」
「だから、かくかくしかじかで、既にチケットはendorseされてるの」
「いずれにしてもちょっと待って」

(待たされること20分)

「それはJAL発行のチケットなので、UNITEDの名前を入れて再発行してもらってください」
「(またそれかよ。)あのね、今はE-Ticketっていって、名前とパスポートだけで乗れるの。世界共通のシステムだよ。あ、ちなみに予約番号はXXXXX番だから。端末でチェックして」

(発券カウンターの上司に相談に行く担当者。埒が開かないので、小生も着いて行く。)

「予約番号はありました。でも、JALからのメッセージを受け取っていません」
「おいおい。そんなことはどうでもいいから、とにかく端末にそのチケット番号を入力しろよ!」

(さらにsupervisorなる人に聞きに行くその上司。この時点で残り2時間を切り、焦る小生。待っている間に残された担当者との会話。)

「Don't be nervous.」
「あのね、昨日も1時間半前に来て乗れなかったの。で、今日はわざわざ4時間前に来てるわけ。こんな場所に何日滞在しろって言うの、貴方たちは。ホテル代出してくれるの?日本なら5分で終わってるよ。これでイライラするなって言う方が無理だろ」

(上司戻る。)

「とりあえず、端末にチケット番号を入れて、rejectされなければOKです」
「だーかーらー。最初からそうしてって言ってるでしょ。何でウチらの方が分かってるのよ。分からないなら、何で最初からsupervisorに聞かないのよ」
「我々は全力を尽くしてます」

と、まあ、こんな不毛なやりとり(端折ったつもりが、随分長いな…)を経て、飛行機に乗るまでの長かったこと長かったこと。
家に着いたのは、ブラジリアのホテルを出てから60時間後でした。
で、時差ボケで早くに目が覚めて、こんなことをしている訳です。

ブラジルは極めてポテンシャルの高い国です。
国土は広い、資源は豊富、人口も多い、技術力もそこそこ。唯一の失敗は、神がそこにブラジル人を住まわせたこと。
(といったジョークだかことわざだかが、現地にあるそうです。)
さもありなん。

帰ってきたら、息子に「知らないオッチャンを見る警戒の目」で見られ…。
息子よ、お前もか。
そりゃ、2週間、留守にしてたけどさ。
0歳児の記憶力も分かってるけどさ…。
数日後のお前の誕生日を一緒に過ごしたくて、帰りの飛行機で全く寝ずに仕事をしてきたとーちゃんに対して、その視線はないんじゃない?

駄文深謝。ここまで読んで頂いて、ありがとうございます。
出張の中身についてはまた後日(いつだ?)ご報告しますねー。
04:43 | 出張・旅行 | comments (12) | trackbacks (0) | edit | page top↑
出張日記(アルゼンチン編) | top | 久々の出張

Comments

# お疲れ様です!
大変でしたね(汗)。
ブラジル人。。昔お仕事相手だったインド人を思い出しました。何でもキチントさんの日本人からすると考えられないような『はぁ???』なことをする(言う)ので、初めの半年はイライラカリカリし通しで、いつも上司に笑われていました。しかも、cabronさんのように思ったことをスパ!っと英語で言うことができない私には…もうお手上げでした(笑)。

息子くん、もうすぐ?1歳になるんですね♪おめでとうございますv-22大切な日を一緒に過ごせそうで何よりですv-274
by: とまと | 2008/03/19 20:29 | URL [編集] | page top↑
# あざーっす、おつかれさまでーす
Exhausted、、枯渇した、、←誤訳w。
endorsee被裏書人、endorser裏書人、、と
↑勝手に勉強
最近は日本でも、こういう出来事はよくありますが、、
ホントにお疲れ様です。
えー、>NYからのJAL便はありません に
ハラ抱えて笑いましたw。
えー、英語でこのくらいやんわりと文句を言うには
なんて言えばいいんだ?とか思ってる、
丁寧な英語がわからないぼくであります。
はぴばーすでー、でぁ、ご令息~。
by: 人猫 | 2008/03/19 22:30 | URL [編集] | page top↑
# 簡単な言葉で。
>とまとさん

実際には小生、中学生英語くらいで喋ってるんですけどね(汗)。
普段は先方政府との交渉でもカリカリしないのですが、帰れるかそうでないかの瀬戸際で、つい少し焦りが出たようです。反省します。

そして、インド人の英語、分かりづらいですよね。小生も社会人になりたての頃は、彼らの巻き舌に全くついて行けずに苦戦したものです。
by: cabron | 2008/03/20 02:13 | URL [編集] | page top↑
# えっと、、
>人猫さん

実は、あんまり丁寧な(婉曲)表現は使っていないんですよ。

そうそう、日本でもイラつくこと、多いですよね。
商品を売る方より、買う方がよく分かってたりして。
ま、イライラするのも、相手が日本人ならこのくらいのサービスはできるはず!と期待してしまうからなんですよね。
小生は最近、日本でも相手にあまり期待しなくなったので、それほどカリカリすることがなくなってきました。

お祝いコメ、ありがとうございます。
誕生日は明日なのですが、今日も休出です…。v-388
by: cabron | 2008/03/20 08:49 | URL [編集] | page top↑
# おつかれー。
大変だったね。
でもまあ終わりよければ全てよし!だわ。
ブラジルもまあいい加減だーねー。メヒコに負けてないわ。
息子くんもうすぐ誕生日か!!おめでとう!
もう歩いちゃったりしてるの?
by: ろしーた | 2008/03/22 00:18 | URL [編集] | page top↑
# どもども。
>ろしーたさん

>終わりよければ全てよし
そう、誰かさんのmixi日記のタイトルのようにね(笑)。

うーん、この大らかさがラテン系ってことなのかなぁ。
普段はいいけど、実害も大きいよね、って、貴女も散々経験済みでしたな。

息子、伝い歩きはしてますが、まだ二足歩行はしてません。
何だかすぐに大きくなってしまうのがもったいないような気もして。
ゆっくり成長してくれたら、と思います。
by: cabron | 2008/03/22 06:15 | URL [編集] | page top↑
# うわわわ
おくればせながら、おめでとうございます。
***
しかしリアルな海外出張譚ですねー。
大変そうだけどかっこいいcabronさんの姿が目に浮かびます。
こちとら語学がめっきりな上、セキュリティ意識が皆無のため、
一度っきりの出張の時は散々の目にあいました。
やっぱりそろそろ外国語学び直して目指せインテリや○ざだな。

あ、1月生まれの山羊座です(笑)

by: 盲田さん | 2008/03/22 23:49 | URL [編集] | page top↑
#
出張お疲れ様でした。
 海外に出ると、日本の会社の丁寧さって貴重だったのだと気付きますね。こちらでも、たびたび驚くような事態に出くわしますもの。

 そして、
 息子さんの 「1歳」おめでとうございます。

 本当に可愛い時期だったというのに、一緒にいたというのに、どんどんその頃のことを忘れていってしまいます。あーもったいない。

 うちの長男ももうすぐ誕生日。
 1ヶ月も前から「もうすぐだねー」と言っているところは、まだまだ可愛いです。
by: ムーニー | 2008/03/23 04:57 | URL [編集] | page top↑
# どもども。
>盲田さん

コメントありがとうございます。

わはは。全然格好良くない、単に帰れなくてめちゃめちゃ焦る、一日本人サラリーマンでしたよ。まったく。

盲田さんはウチの部長と違って、日本語が極めて自在なので、語学始めたら上達早そうっすねー。
そしたら、BLACK GOAT號を駆って大陸横断の国際派!なんてのもアリかも。

ところで、○ぎざはともかく、○くざは地で行けますから、大丈夫っすよ(何がだ)。
by: cabron | 2008/03/23 06:34 | URL [編集] | page top↑
# ドイツでさえ、
>ムーニーさん

ドイツであっても、日本の方が丁寧だと感じるということは、日本のサービスが際立ってきめ細かいということですね。
拙ブログでもたびたび取り上げていますが、このサービス精神が失われたら、我が国は国際市場で生き残っていけない気がします。

ムフフ。まだまだ可愛いですか。
よし、あと10年くらいは子育てを楽しめるかな。
ひとまず、貴重な今を大切にしたいと思います。
by: cabron | 2008/03/23 06:49 | URL [編集] | page top↑
#
んー、面白い。
文章の書き方が面白い。文才あるね。
手に取るように、状況が把握できました。
お疲れ様。

こうやって、鍛えられるんですね。
当人はそれどころじゃなかったと思いますが。

メキシコやブラジルって、ある意味融通のきく
国でしょ。だから、突然にして秩序が
壊れることがあるんですね。今回の場合は、
オーバーブッキング。きっと、後から予約して
ごねた人が得をしたのでしょう。

こういう社会の暗黙の法則をマスターすれば
逆利用することも出来ます。
僕の経験では、キーパースンを見つけることと
視線も含めて下手にでることです。
次の機会に参考になれば。もう、いいっか(笑)。



by: よっしー | 2008/03/23 23:56 | URL [編集] | page top↑
# いやいや、
>よっしーさん

参考になるコメントをどうもありがとう。
キーパースンを見つけ、下手に出る。なるほど(メモメモ)。
海外に赴任したときに、早速使えそうですな。

いやー、既に十分鍛えられてるとは思ってたのですが、
いざ帰れないとなると、「ここは言ったもん勝ちの国だ!」
と考え直し、クレームの嵐。でも言わなかったら、何も
してもらえなかった気もするので、勝手に良かったことに
しときます。

文才なんて、とんでもない。のですが、せいぜいこれから
も読んでもらえるよう、面白い文章を心がけます。

by: cabron | 2008/03/25 00:14 | URL [編集] | page top↑

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