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Sun.

ナイジェリア日記3

皆様、3連休はいかがお過ごしでしょうか。

小生は昨日、休日出勤していたら、仕事関係の人から電話がかかってきました。
「何で出勤してることを知ってるの?電話が鳴らなくて捗るから来てるのに…」と訝りながらも電話に出てみると、ナイジェリアから出国しようとしていた調査チームのメンバーが、空港でBA(英国航空)の職員に「パスポートが偽物ではないか」とイチャモンを付けられ、当初予定していた便に乗れなかったとのこと。全く、ふざけた話です。

実は小生も出国時、パスポートコントロールの列に並んでいた際、突然空港の係員に呼び止められ、別室で15分ほど「取調べ」を受けました。職業は何だ、ここで何をしていたんだ、等々。自分のプロジェクトを説明し、自分が面会した人の名刺を机に広げ(ナイジェリアの情報通信大臣や国営放送総裁のものも入っていた)、「嘘だと思うなら本人に電話して確認してみろ」と説明して事なきを得ましたが、つい、“I’ve been working for your country.”と捨てゼリフを吐いてしまいました。こんなことじゃイカンのですが、飛行機に間に合わなくなるかもしれない、という不安でつい…。全世界的な情勢から考えて、セキュリティを厳しくすることは致し方ないところだとは思いますが、精度の方も上げてほしいものです。

さて、前置きが長くなりましたが、今日はナイジェリア日記3「車窓からの景色」編をお送りします。
実はナイジェリア、あまり安全な国ではありません。したがって、あまり車の外に出て写真をパシャパシャということも難しく…。ガラス越しに撮った風景ということで、自分の姿が映りこんでいたりと、お見苦しいものも含まれていますが、辛抱強くお付き合い頂ければ幸甚です。

地方都市は2箇所に行きました。1つは首都から北へ片道2時間半の日帰り可能なところ、もう1つは同じく南へ7時間の都市へ1泊かけての調査。

ナイジェリアではつい最近、小学校建設プロジェクトの日本人関係者が武装強盗に襲われたばかり。命は助かりましたが、銃を突きつけられたときの恐怖は味わった人以外に説明できるものではないでしょう。

そんな訳で、我々も武装警官に日当(バイト代ですね)を払って同乗してもらいます。
5台の四駆で隊列を組み、1番前と1番後(小生の乗る車)に警官を配置しました。
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途中の風景は、ほとんどこんな感じ。
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たまに、遊牧民(800万人くらいいると言われる)に遭遇することもあります。
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7時間の運転は、運転手も乗っている方もなかなかしんどいものがあります。
最初はアフリカの景色に興奮していた小生も、あまり変化の無い風景にだんだん眠くなってきたり…。
みなさんはどんな印象ですか?

小生は、意外とアスファルトの道が整備されている、という印象を受けました。恐らく、お金があった時代に一気に整備したのでしょう。しかし、対面通行で時速100km以上出すのは、かなり怖いです。途中、ボコボコと穴が開いているエリアもあるので。


穴が開いている理由は、恐らく、車を減速させ、物を売りつけたい人たちがアスファルトを掘り返していることや、過積載の車が通るのでアスファルトが痛むことではないかと思います(小生の推測)。

確かに道中、店やガソリンスタンドの数はあまり多くないので、物売りはありがたい存在。車を路肩に寄せると、物凄い勢いで売りに来ます。
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小生もバナナとカシューナッツを購入(車中で2本食べたのが丸分かりですね(笑))。
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それにしても、頭に物を乗せるのが上手いこと、上手いこと。これの倍ぐらいあるタライでも平気で乗せるのです。
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ガソリンもしかり。俺から買え、俺から買え!と、凄い勢いで「攻めて」くる。
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ガソリンは、こんなポリタンクに入っています。
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そんな中で、写真を撮ってほしそうに笑顔を振りまく少年がいたので、パチリ。
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しかし、素朴な疑問が。
この人たち、どこでガソリンを手に入れているのでしょうか(笑)。

途中、タンクローリーの事故に遭遇しましたが、こんなときに火事場泥棒でもするのかな?
しかし、これだけ道に穴が開いていれば、事故も起きるというもの。
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小生のドライバーは彼らからは買っていませんでした。
「君は『インフォーマルセクター』からは買わないの?」と聞いたところ、彼らの売っているものは質が悪いから嫌なのだそうです。


途中の集落は、だいたいこんな感じが一般的なのですが、
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少し大きな町では、車がたくさん集まって、マーケットのようなものが開催されていました。
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庶民の足はバイク。どこの町でも、中国のJINCHENG(金城)というメーカーのバイクが圧倒的なシェアを占めています。その率ざっと数えても98%以上はあります。スズキもヤマハもホンダも、全く見かけませんでした。
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アフリカは、完全に中国の市場に取り込まれていますね。
新聞にも出ていましたが、アフリカでは日本製品のような高機能+高価格よりも、基本機能+低価格が求められるので、仕方のないところでしょうか。

こちらは、中国が作った国立競技場。
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ネパールでも、バングラデシュでも、フィリピンでも(と言うか、どこの途上国に行っても)、中国の作った大型の箱物が目立ちます。
日本など、とても太刀打ちできない安価で建ててしまうのです。一説には、自国の囚人を連れて行って労働力として働かせるから安いのだという噂も…。
日本や他の先進国のように、その国で何が足りない分野であるかを考えて援助するのではなく、とにかく目立つ国立競技場、国際会議場などの大きな建物を援助するのが中国方式。しかし、その国の国民へのアピール効果は抜群!したたかな外交戦略です。

美しい、アフリカの夕暮れ。
夜道は、より危険なので急がなければなりません。
途中、パトカーと強盗?のカーチェイスに巻き込まれ、小生の乗った車の2台前で警察が発砲するなどという出来事もあってヒヤッとしましたが、無事に帰れました。
いやー、良かった良かった。
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22:36 | 出張・旅行 | comments (8) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Down on my luck(ラオス日記1) | top | TUMI

Comments

# 心細い…
車道脇の景色は寂しいし、町に出てもとても溶け込めそうにはないし、付き添ってくれると言う武装警官自体が…ちょっと怖いv-26です。cabronさんは、車内でちゃんとバナナを2本食べられてる所を見ると、心細くなったりはしないのでしょうか?(笑)。

夕暮れはとっても綺麗ですね。疲れを癒してくれそうv-34
by: とまと | 2006/10/09 22:09 | URL [編集] | page top↑
# すごい気力!
ハードですね。
 私なら参ってしまいそう。

 そういえば、舗装されてない道路を高速で走る経験、小さい頃にありますよ。いつのまにか舗装されちゃいましたけど、時々夢に見ます。

 次の出張は今週末から?   お気をつけて!!
by: ムーニー | 2006/10/09 22:49 | URL [編集] | page top↑
#
沢山の貴重な写真と詳しいレポートありがとう。
はらはらどきどき、同行した気分でした。
美しい夕日ですね。
世界にはまだまだいろいろな国があるのですね。
身をはったお仕事ご苦労様でした。
成田に着いたときは空港にキスしたくなった、とは中国旅行回りで日本に着いたオーストラリアの知人です。
by: Dorothy | 2006/10/09 23:19 | URL [編集] | page top↑
# 心細くは、
>とまとさん

なりませんよー。
仕事ですし、いろんな経験ができるのは役得だと思ってます。

とまとさんも是非、いつかはアフリカ体験、オススメです。
自然も雄大で、上手く言えないんですが、人間の本来の生き方、みたいなものを思い出させてくれる気がします。
by: cabron | 2006/10/10 23:02 | URL [編集] | page top↑
# さすがは、
>ムーニーさん

田舎育ち(笑)。
逞しい経験をされていますね。

正直、いつ命を落とすか分からない(実際に関係者を含めると、年に何人か亡くなっています)職場なので、妻には、その覚悟だけはしておくように、いつも言っています。

とは言え、安全性を検討するプロフェッショナルが集まった部署もあり、NGOの人たちと比べれば守られているな、とも思います。
by: cabron | 2006/10/10 23:06 | URL [編集] | page top↑
# 本当に、
>Dorothyさん

世界にはいろいろな国がありますよね。
この仕事をする前は、途上国の中で行ったことがあるのはタイくらいのものだったのですが、それでも、現在の観点から見れば途上国でなく、中進国です。

日本のありがたさを噛みしめるとともに、いろんな経験をさせてもらって、ありがたいと感謝する毎日です。
by: cabron | 2006/10/10 23:19 | URL [編集] | page top↑
#
入国時にうるさいのはわかるけど
出国時に色々言われるって、なぜなんでしょう?

モンゴルの道路もボコボコ穴があいてたんですよ。
それこそ、首都のウランバートルでも。
なんでだろうと思ってけど、Cabronさんの推測を見て納得。
わざと穴を作っちゃう場合もあるんでしょうね。

Cabronさんの前を走ってる車はTOYOTA車ですよね?
(ハイラックスかな?)
こういう国での日本車って、すごい高いんでしょうねー
by: Mink | 2006/10/11 14:57 | URL [編集] | page top↑
# 4駆について
>Minkさん

日本車、べらぼうに高いですよ。

現地職員に聞いたら、新車のシビック(日本ではシビックフェリオ)が230万円ですって。4駆の新車なんていったら、500くらいいっちゃんじゃないでしょうか。

小生も在外勤務に向けて、貯金しないと…v-12

今回同行したメンバーの中に、NHKで番組を作っていた方がいるんですけど、海外ロケではランクルかランドローバー以外を調達することはあり得ないそうです(4駆として、本当に使えるものはそのくらいだから。パジェロではお話にならないのだとか)。

また、国連の車は、どの途上国に行っても、必ずランクルが使われていますね。

そういうのを見ると、日本人として何だか誇らしくなります。
by: cabron | 2006/10/12 12:52 | URL [編集] | page top↑

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