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Thu.

ナイジェリア日記2

えーと、、、
更新が滞って面目ありません。

先週金曜日の夕方に帰ってきたのですが、日曜日に時差ボケが直らぬまま休日出勤するハメになり、さらに、早くも次の出張が10/14からに決定し、ちょっとテンパっているcabronです。

今日は、ナイジェリア日記2「お仕事編」をお送りします。

今回のミッションは、ナイジェリア国営ラジオの機材改修に関する調査でした。
みなさんはラジオって聞きますか?
(ムーニーさんはよく聞いていらっしゃるかもしれませんね。)

小生は最近めっきり聞かなくなってしまったのですが、中学・高校時代は完全なラジオっ子でした(親が厳しく、あまりテレビを見られなかったというのもありますが)。AMの深夜番組も、地元のFMもよく聞いていました。自分がリクエストした曲がかかった際の嬉しさは、今も忘れることができません(でも、地元FMだと結構あっさりかけてくれたりもする…)。

ラジオの利点(アドバンテージ)って、何でしょうか。
1つは、一度に多くの人に情報を与えられること、もう1つは、途上国においてはテレビよりも普及率の高いメディアであることです。

前者は言うまでもありませんね。特にAM放送は、その電波の特性上、受信できる範囲が広く、一度に多くの対象に情報を伝達できます。通信と放送では、技術的に何ら変わるところはありませんが、両者の決定的な違いは、この「1対1」か「1対n」か(nは論理上は無限)というところにあります。

後者については、今や国民1人に1台近くテレビが普及しているわが国では考えにくいことですが、ナイジェリアでのテレビ普及率は10%程度(人口比)。昔は日本も人の家に集まって力道山のプロレスを見ていた時代があることを考えれば、あまり不思議でもありませんが。これに対して、ラジオはナイジェリア北部に広く分布している遊牧民の人たちの間でも所有率が高いメディアです。

さらに付け加えるならば、文盲の人でも理解できるメディアでもありますね。日本では随分昔から識字率100%を達成しているので、こちらも想像できないことですが、ナイジェリアの遊牧民の識字率は7%程度だったりします。

なので、ラジオ局の機能を回復させることは、教育や啓蒙活動の改善にも繋がるのです。いや、繋がるはずなのです。ってか、繋がってくれ、頼むから。

さて、石油が出た直後、国が潤ったように見えたナイジェリア、放送局の送信機も自分たちで買っていました。そのお値段はスペックによりピンキリですが、ざっと2億円といったところでしょうか。日本だと10年もすれば交換してしまうこの送信機、この国では30年間も使われています。

こちらは日本のNEC社製(地方の送信所で撮影)。
ちなみにどこの国でも、読み方は「ネック」です。
NEC2.jpg NEC1.jpg

こちらはメリケンの機器(Harris社製)です(首都の送信所で撮影)。
裏から扇風機でレイキャビク冷却してます。
どっちにしても、古い!
20060928012913.jpg 20060928012922.jpg

AMのアンテナは通常こんな感じです。
写真ではよく見えませんが、100mくらいあって、四方からワイヤーで地面に固定しています。さらに、アンテナの接地点からは、3度ごとに120本、アンテナ高と同じ長さのラジアルアース、というものが地中に埋まっています。なので、単純にアンテナを立てると言っても、実際にはかなり広い敷地が必要です。
20060928012957.jpg

拡大図。
20060928013005.jpg

人の背丈ほどに伸びた雑草を掻き分け、、、
20060928013226.jpg

アンテナの真下で放送が入っているかチェック。
でも、電力供給が不安定で、1日に何時間も放送がストップしたりもします。
20060928013016.jpg

これは別の地方都市のアンテナ。スイスメイドのブランドもので、何と築47年。立派なものです。
20060928013024.jpg

さすがに、このスタジオ機材は絶対使ってないでしょ…。
20060928013041.jpg 20060928013048.jpg

こんな記憶媒体もしかり(通常はCDやハードディスク)。
20060928013100.jpg

かと思うと、番組編集機材は比較的新しいものを持っていたり、
20060928013112.jpg

こんな立派な中継車を持っていたりと、何だかアンバランス。
20060928013122.jpg

FM番組の生放送中にお邪魔したら、DJのお姉ちゃんが我々のミッションを番組内で紹介してくれました。
20060928013239.jpg

地方局での協議の様子。
20060928013308.jpg

こんなことをいろんな場所でやって、最終的には、ラジオ局総裁室での調印式に漕ぎ着けることができました。
20060928013317.jpg


でも、本当はラジオ局に機材をあげるだけでは、教育は改善しません。
日本のNHKみたいに、教育のために1チャンネルが確保してあって、放送局が自前でどんどん教育番組を作れる、などという国は珍しいのです。大抵の途上国の放送局は、教育に関しては、国連機関などが制作したプログラムを流すだけというインフラ提供、プラットフォームとしての役割しか果たしていないのが現状です。

そこで、先日お話しした、教育関係の政府機関などを訪ね、「ラジオ局の機能が回復したら、ちゃんと教育番組を作ってね。ノウハウが無ければ日本からも専門家を送るから」と焚き付けて(種蒔きをして)きたのでした。

さてさて、仕事の話題はあまり面白くないと思いますので、次はナイジェリア日記3、「車窓からの景色編」をお届けします。とはYeah言え、現状ではいつ更新できるか分かりませんので、2週間後くらいにでも♭ふらっと♭覗きに来てみてくださいねー。
02:16 | 出張・旅行 | comments (10) | trackbacks (0) | edit | page top↑
TUMI | top | ナイジェリア日記1

Comments

# おかえりなさいませ。
はーい。ラジオ聞いてまーす♪
 ラジオで教育と言えば、「基礎英語」を思い出します。(ちなみに仁木久恵先生の頃です。オープニングテーマが今でも頭にこびりついてます。)

 テレビと違って安くて、省エネ&携帯性のあるラジオ。
日本の援助が役立ってくれるといいですね。

 それで、次はどちらへ出張ですか?
by: ムーニー | 2006/09/28 12:36 | URL [編集] | page top↑
# 基礎英語
>ムーニーさん

♪パヤッパッパーヤッパー
のイントロですね。

小生も全く同じものを聞いていたと思います。
正に、小生の英語の基礎を作ってくれました。
(当時、全部丸暗記していた。)

次はラオスに行ってまいります。
連続出張のおかげで仕事は忙しいですが、楽しみです。
by: cabron | 2006/09/28 13:23 | URL [編集] | page top↑
#
私も車屋にいる時はずーっとラジオ聞いてましたよ~
坂上みきが大好きでした(ノ´∀`*)
あと、深夜だったらオールナイトニッポンとか♪

しかし、1日に何時間も放送がストップしたりするって
突然ガーガー言って止まっちゃうわけでしょう?
緊急な情報を流したい時など困りますね。


by: Mink | 2006/09/28 17:10 | URL [編集] | page top↑
#
写真がよく雰囲気を伝えていますね・・・
by: Dorothy | 2006/09/28 22:15 | URL [編集] | page top↑
# お疲れさまでした!
ボビーのお友達、みたいな方が写ってるー!ホントにナイジェリアなんだ…と写真を見て実感。。
大変なお仕事だとは思いますが、こんなにも社会貢献されてるcabronさん、やっぱりスゴイと思っちゃう!v-119
目指す所へ到達するには時間がかかると思いますが、魁男塾先駆けのお一人として、頑張って下さいねーv-237

まずは2週間後の出張に向けて、体調整えなきゃですね!
by: とまと | 2006/09/28 22:31 | URL [編集] | page top↑
# 坂上さん
>Minkさん

あのエロティックな声がたまらんですね、彼女は。
一時期、テレビタレントっぽくもなってましたけどね。

オールナイトニッポンも聞いてましたよ。
とんねるずや鴻上尚史、福山雅治などが記憶に残ってます。

緊急情報を流そう、なんて気はあるんですかね、彼らには。
もともと、そういった概念がない気もします。
1日に15時間も停電したりする国ですから(笑)。
by: cabron | 2006/09/29 00:59 | URL [編集] | page top↑
# ありがとうございます。
>Dorothyさん

姉さんのプロ並みの写真ほど真に迫ってないですけどね。
とりあえず、小生の写真はメモ代わりです。
by: cabron | 2006/09/29 01:00 | URL [編集] | page top↑
# ボビー・マジック(ボビー違い)
>とまとさん

なーんてタイトルを付けても、野球を見ない女の子には「何のこっちゃ」って感じですね。

社会貢献なんて、滅相もないですけれど、「自分が担当したからこそ、このプロジェクトのうち、ここの点だけは成功した」と言えるような、小さな付加価値は付けていきたいな、と思いながら仕事はしています。

次の出張までご心配いただき、ありがとうございます。
夜更かしせず、そろそろ休みまーす。v-75
by: cabron | 2006/09/29 01:08 | URL [編集] | page top↑
#
おかえりなさいのおつかれさま!
なんと意義のある仕事なんでしょう!
ワタシなんて…(以下略)。
***
エロ声といえばヒデシマフミカ女子!
と言い続け早云年。
ってありゃFMですね。
***
とまれ日本のインフラ整備のすばらしさには
感謝しなければならんのねー。と
つくづく考えさせられました。
by: ピストン盲田 | 2006/09/30 08:12 | URL [編集] | page top↑
# 聞いて極楽、見て…
>ピストン西沢盲田さん

「エロ声」には激しく同意するものの、秀島女史は、
タイトルのとおり、ではありませぬか?

ちょっと言いすぎかしらん。

小生は最近、某アーティストのライブで、MCを務める
キャロル久末を久々に見られて嬉しかったりしました。
by: cabron | 2006/09/30 23:26 | URL [編集] | page top↑

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