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Sun.

メキシコ日記(色彩編)

さて、今日はそろそろ話題としても古くなりつつあるメキシコ日記の最終稿、「色彩編」をお届けします。

数年前、ドリアン助川がこんな本を書いていましたが、「自殺率の低さ」という統計資料を持ち出すまでもなく、メキシコ人は本当に前向きです。

その前向きさに思いを致すとき、街の明るさが同時に心に浮かびます。明るさ、といっても照度のことではなく、ここでは雰囲気の明るさのこと。メキシコの街そのものに、小さなことにくよくよさせない、人を快活にする要素があるのだとしたら、それは色彩ではないかと思うのです。

その色彩は、とにかく派手!我が国の侘び・寂びからはほど遠い場所にあります。

例えばレストラン。
左の写真だとナプキン、テーブルクロス、天井の飾り(実はこの飾り、普段はないのですが、行った時期が日本で言うとお盆にあたる「死者の日」に近かったので、各所でこのような飾りを見ました)。
右の写真(仕込み中のレストラン)では、室内の注意書きとタイル。
20051120172056.jpg20051120172112.jpg

こちらは別のレストラン。
タコスを供しているのですが、小生など、この飾り付けだけで入りたくなってしまいます。
20051120172153.jpg

こういう店は、タコスに挟む具材の見せ方も上手!
20051120172138.jpg


さりとてレストランは一応、公共の場。人目を引くために多少派手にしなければならないという商業的な戦略が存在するやもしれません。
では、プライベートな空間である家はどうでしょう。
20051120182203.jpg20051120182218.jpg
やっぱり、派手!
青×オレンジとか、緑とか日本でやったら、苦情来ますから。
「景観を乱す」って。

実はメキシコ人、とにかくペンキを塗るのが大好き!
マイホームも、数年に1度ペンキを塗り替えます。見慣れた家が、Before/Afterで全く違う色になっていたりするので、「あれ?道を間違えたかな」と思うことも。
ペンキ屋も到るところで見かけます。きっと、日本中のペンキ売場の数を足し合わせても、メキシコシティのペンキ屋の数に及ばないでしょう。

キューバ人が辛いことを踊って忘れてきたように、メキシコ人はペンキの下に塗りこめてきたのかもしれません。

ペンキを塗り直さない建造物でも、その色の鮮やかさは心に残ります。
以下の4枚は、メキシコシティからバスで3時間のところにある、ケレタロという地方都市。

昔は人々に水を供給していた、水道橋。煉瓦のアーチと青空の対比が見る者を惹き付けます。
20051120182248.jpg

夕暮れの裏通り。
教会の色が夕日を受けて神々しく光っていました。
20051120182301.jpg

同時刻、別の教会で。
薄いピンクの石で構成された上部と、深いオレンジ色の対比が気に入って撮りました。
20051120182321.jpg

上と同じ教会を、別の時刻に。
街燈も蛍光灯ではないので、優しい印象です。
20051120182333.jpg


以上のとおり、人工的な色も、自然の光も目を楽しませてくれるのは、「太陽の国」の面目躍如といったところでしょうか。

その他にも、
ステンドグラスしかり、
20051120191601.jpg

コロナの看板を掲げる飲み屋しかり、
20051120191615.jpg

風船売りしかり、
20051120191634.jpg

土産物屋しかり
20051120191645.jpg

と、街中を見回して、色彩で退屈することはありません。
日本人的観点から見ると、ごちゃごちゃしていると感じないこともないのですが、暗い気分にさせられるものでないことは確かです。

こんな土壌で、明朗快活(能天気?)なメキシコ人が出来上がるのでしょうか…。


22:49 | 出張・旅行 | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑
祝前日なので、 | top | ファッションショー

Comments

#
〉キューバ人が辛いことを踊って忘れてきたように、
〉メキシコ人はペンキの下に塗りこめてきたのかもしれません。

なるほどなぁ~、そうなのかもしれないなぁーと
思うコトしきりです。

いやー、スンゴイ、ステンドグラス!!
いいモノみれました、ありがとうございますー。

メキシコで暮らしたらカッコがハデになりそうですねえww。
by: 人猫 | 2005/11/20 23:16 | URL [編集] | page top↑
#
>人猫さん

メキシコ人が立ち木にまでペンキを塗るのはちょっと理解に苦しむ
のですが、確かに「せめて気持ちは明るく」ということなのかもし
れません。
(一説には害虫除け、という話もあります。)

ところでステンドグラス、グ○コのポーズに似てません?
って、関係ありませんが。
by: cabron | 2005/11/21 13:25 | URL [編集] | page top↑
#
へ~~。。「派手」でも嫌な感じがしないですね~。
まあ、慣れるまでは抵抗があるのかなぁ。。
あのピンクの家なんか、白のペンキで鳥を描きたい!

建物が、その国の歴史や人を表してるんだな~と、改めて実感しました。
にしても、ドリアン助川懐かしい。。金髪先生。叫ぶ詩人の会。。
昔、東京駅でバッタリ会いました!(笑)
by: とまと | 2005/11/21 16:56 | URL [編集] | page top↑
#
>とまとさん

色彩が心理的に影響を与えることはどうやら確実のようで、最近読んだ本に、「船乗りは何日も何週間も同じ風景(海だけ)を見続けて、色彩のない世界に置かれるので気が滅入ってくる」という話が載っていました。

金髪先生、懐かしいですね(笑)。
あれで、昔のミュージシャンを随分学んだ気がします。
by: cabron | 2005/11/21 22:34 | URL [編集] | page top↑
#
謎がとけました!
以前、行きたいメキシコレストランがあるって言ったの覚えてます?
(なぜか、非コメにしちゃいましたけど)
そこも内装が派手っぽいんですよっ!
ピンクだったかなんだか忘れちゃったけど
覗いた限りでは、可愛いんです♪
そっか、そっか~ それがメキシカンなのかぁー
いやぁ~ ますます行ってみたくなりましたよ☆

教会の夜の写真、素敵~♪
引き伸ばしたら売れそうな気がしません?
by: Mink | 2005/11/22 02:54 | URL [編集] | page top↑
#
>Minkさん

そう、メキシカンは色使いが派手で明るいのです。
是非是非、舌鼓を打ちに行ってみてください。
行ったら、記事にしてくださいねー♪

で、写真の件ですが、まだまだMinkさんの足元にも及びませんが、
頑張ります。実はこの写真、オフィスのPCの壁紙にしています。
by: cabron | 2005/11/23 07:06 | URL [編集] | page top↑

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