--.

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- | スポンサー広告 | edit | page top↑
Tue.

そして、一粒のひかり

luz

一昨日、渋谷で標記作品を鑑賞した。

だいたい、小生は渋谷と言う街が好きではない。
いつまで経っても、「ガキの溜まり場」という印象が拭えない。
ワカモノ特有の、小便臭さ。
そんなものすら匂ってきそうな空気の澱み。
自分がガキ(中学・高校生)だったときから、この印象は小生の頭の中で不動のポジションを占め続けている。まるで7年連続で首位打者を獲得したイチローのように。

昔付き合っていた彼女が、世田谷線沿線に住んでいた頃はたまに足を向けていたが、社会人になってからは、すっかり遠い存在だ。

しかし、この作品は単館上映なので仕方なく当地に足を運ぶこととなった。
1年ぶりくらいのことであろうか。

前置きが長くなった。
映画だが、一言で言えば「まあまあ」。
ストーリーはネタばれになるので書かないが、下手にメッセージ性を持たせたり、伏線を張りまくったりしていない。出来事の淡々とした描写。それがかえってリアリティーがある。

「コロンビア」と聞いて麻薬を連想する人も多いだろう。
確かに、世界で最もコカインを生産しているのはコロンビアであるが、実は、中南米で麻薬の問題を抱えるのはコロンビアだけでなく、ペルーもボリビアも、キューバもハイチもメキシコも、それなりに問題を抱えている。
また、現在米国は「対テロ戦争」に最も力点を置いているが、これが90年代は「麻薬戦争」だったことは知られているであろうか(この映画にもその言葉が頻出する)。

我が社でもミャンマー政府に対して、ケシの代替作物栽培への技術協力を行ったりしている。したがって、つい職業病的観点から観てしまうのだが、まぎれもなくこの映画のような現実はゴロゴロ転がっている。
本来、麻薬に代わる仕事で人間らしい生活ができれば一番いいのだが、貧困から脱出するために悪事に手を染め、それが更なる悲劇を生む…。メビウスの輪よろしく。

若い人(大学生とか、卒業間もないくらいの社会人)が沢山観に来ていた。
彼らが何を考えたのか、心の中を覗くことまではできない。
しかし、日本がどれほど恵まれた国かということを少しでも心に留めてくれたら(そして機会があったら何か行動してくれたら)、オッサンは嬉しい。

(オフィシャルサイト)
http://www.soshite-1tsubu.jp/
02:06 | 映画・TV | comments (11) | trackbacks (1) | edit | page top↑
晩酌など。 | top | メキシコ日記(乗り物編)

Comments

#
ヤバイ!!この映画観たい!!
スチャラカハリウッド物より、こういう「痛い」映画が
スキです。
こういう時、つくづく地方在住がイヤんなります。
音楽もイイですねー。
サントラはナイみたいですが、
フリエタ・ベネガスjulieta venegasさんの
"lo que venga despues"がテーマ曲のようですね。
↑(意味が知りたい!!)
買いに行こうっと。
by: 人猫 | 2005/11/15 02:28 | URL [編集] | page top↑
#
観る映画もやっぱり南米系なんですね(笑)。
(まあ興味のある国の話ですもん、当然か…)

これ、知りませんでした。でも渋谷だと思うと、なぁ~(涙)。
文化村でやってる「ロバと王女」も観たいんです。
渋谷の劇場は、何気に面白いの多いんですよね。。

ようやく「Ray」を観ましたよ!
彼の「音楽」と「音楽に対する愛情」に、人間離れした物を感じ、感動しましたが、どうしても麻薬の話になると、怖さから目を背けてしまいます。。
これも、のほほんと日本で暮らしているからかなぁ。。
by: とまと | 2005/11/15 11:10 | URL [編集] | page top↑
#
追伸:お奉行様へお伝え願います(笑)。
ダースの「ジャンドゥーヤ ブラン」、次、いってみてください♪
by: とまと | 2005/11/15 11:13 | URL [編集] | page top↑
#
タイトル見た時に、「お米がうまく炊けたんだ♪」って思っちゃったー
だって、その白いのが米粒だと思って…
えぇ すみません。 
そんなこと思うのは、きっと私だけです(汗)

渋谷、私も嫌いです!
同じいっぱいの人がいても、新宿は好きなんですよ。
まぁ 地元から近いっていうのもあるかもーなんですが。

あぁ!映画の話とずれてます!
重ね重ね申し訳ない…

by: Mink | 2005/11/15 12:11 | URL [編集] | page top↑
#
>人猫さん

では人猫さんも、そろそろ雌伏の時を脱して、東京でご活躍されますか?なんてね。でも、空気や食べ物などの生活環境を考えると、田舎も捨てがたいですよね。本当は、両方享受できれば最高ですけど…。

小生もハリウッドの、金ばかりがかかっている映画はあまり観ません。(飛行機の中で、何も観るものがなくなったときは「宇宙戦争」なんぞ観ましたが…。)

“lo que venga despues”は、日本語で言うとしたら「その後に来るもの」ってことになるのかな。映画ではエンディングロールに使われ、主人公が散々苦しみ、悩み、「その後に」答えを見つけた、って感じのところで流れています。映画のタイトル「そして、一粒のひかり」も含めて、よく考えられているな、と思います。
by: cabron | 2005/11/15 12:53 | URL [編集] | page top↑
#
続けて映画の話じゃないけど、冒頭の渋谷の記述が面白かった。
ワカモノ特有の、小便臭さ。 ってずばっときますね~!

でも、私にとってみれば、東京はどこでも、いつまでたっても不慣れなよそよそしい都会ですが・・
by: Dorothy | 2005/11/15 12:57 | URL [編集] | page top↑
#
>とまとさん

そう、渋谷の単館系はいいのが多いんですけど、街の雰囲気が…。
この映画は、最初思っていたイメージほど重い話ではなく、最後は前向きな結末ですので、そこまで怖くはないですよ。自分を客観視するきっかけにはなると思います。

ジャンドゥーヤって、ヘーゼルナッツのやつですか?だとしたら、昨日隣の席の女性が箱ごとくれたので、家に持ち帰って食べましたw。本を長いことお貸ししていたので、そのお礼にくれました。でも、情報提供、ありがとうございまーす。
by: cabron | 2005/11/15 13:10 | URL [編集] | page top↑
#
>Minkさん

うーん、確かにお米の宣伝に使えるかも!
でも、随分大きな米粒ですね(って、一応突っ込んでみる)。

小生も渋谷より、新宿・池袋派ですよ。
なんせ西武線沿線出身ですし(笑)。
by: cabron | 2005/11/15 13:19 | URL [編集] | page top↑
#
>Dorothyさん

日本では単館上映ですが、世界中で賞を取っているみたいだから、豪州でも上映しているかもしれませんね。
ポスターにあるとおり、英語のタイトルは“Maria Full of Grace”です。

東京がよそよそしい、というのはそのとおりだと思います。
埼玉県出身の自分でさえ、マンション住人の交流がほとんどないことに、最初カルチャーショックを覚えましたから。
by: cabron | 2005/11/15 13:23 | URL [編集] | page top↑
#
それにしても、キミ、ほんと行動早いよねw 

この映画、ラストは一見前向きだけど、ハッピーエンドではないですよね。
戻るにしても、残るにしても、マリアにっとって厳しい選択肢であることには違いない訳で、そこが何とも切ないなぁと…。

で、渋谷話ですが、宮益坂方面も一応渋谷ですぜ、旦那。
しかもあの辺りは結構大人なので、そこんとこ夜露死苦!
by: 夜更かしOL | 2005/11/16 02:51 | URL [編集] | page top↑
#
>夜更かしOLさん

自分の時間を金で売っているリーマンが、私生活を充実させようと思ったら、ピンスポットで空いた時間を有効活用せにゃならんのですよ。

宮益坂って、渋谷郵便局の方だっけか?
あんまし行ったことないなぁ。
確かに渋谷でも、松涛とか高級過ぎてヤバイしね。

今度、bunkamuraに映画観にいった帰りにでも寄ってみるっす。
by: cabron | 2005/11/16 12:54 | URL [編集] | page top↑

post a comment

管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。