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Wed.

しょっぱい出来事

先週土曜日のこと。

週末ともなると、最寄の地下鉄駅周辺は放置自転車であふれかえる。
「放置自転車を止めろ」
「ちゃんと駐輪場を使え」
今更、そんな公衆道徳を説くような、詮ないことをするつもりはない。
確かに、邪魔な自転車は、つい蹴り飛ばしたくなる性分ではあるが…。

これは、放置自転車そのものではなく、
放置自転車が原因で「二次災害に遭った」というおはなし。

駅のすぐ側を歩いていた小生は、盲目の50前後のオバチャンが、白い杖を
ブンブン振り回しながらこちらに歩いてくるのを見かけた。
盲目の人は、控えめに自分の進行方向をコツコツ探りながら歩くのをよく
見かける。しかしこの方、半径1.5m以内のものは全てなぎ倒さんばかりの
勢いで杖を振りながら向かってくる。

だが、気付くと、その5m先には横向きになった放置自転車が。
小生は矢庭に駆け出し、その自転車をどかそうと試みた。
間一髪のところで、その障害物を除いたと思った瞬間、小生の足に鋭い
痛みが走った。

バシィッッ!!

そのオバチャンの後ろから駆けてきた、小生と同じ思考を持った若者が、
彼女の肩を掴んで、それ以上先に進むのを防ごうとしたのが同時だった
らしい。

「何すんのヨォォォ!!!」

オバサンはヒステリックな声を上げ、杖をこれまで以上にブンブン振り
回している。まるで、「近付くとヤケドするぜ」と言わんばかり。
その一振りが、小生の足をクリーンヒットしたのだった。

小生が叩かれて快感を覚えるドM野郎だったら、
「ありがとうございます、女王様」
で、全て丸く収まったのだろうが、

器の小さい小生は、思わず小さな声で、
「何で俺が叩かれなきゃならんのだ」
とひとりごちてしまった。すると、

「ハ?何ですか?」

と、さらに杖を高速回転させるオバチャン。
目が見えないだけあって、耳はいいんだな。。。

触らぬ神に祟り無しで、早々に退散した。
こういうことがあると、元来の小生のおせっかいな性格に少し凹む。
やはり東京では、できるだけ他人に関わらずに生きていくのが良いの
だろうな…。
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22:13 | 日常・人間観察 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Thu.

フィリピン日記2

ええと、、、大分更新をサボってしまいました。
先週末、無事に帰国しています。
最近、夜は時間が取れないことが多いので、会社の昼休みに少しずつ書いています。

今日は仕事ではなく、フィリピン(主にマニラ)での休日について書いてみたいと思います。

フィリピン(まあ、どこの途上国でもだいたい一緒ですが)は、相当貧富の激しいところです。前々回の記事で書いたスラム街が影だとすれば、今日紹介するのは光の世界。確かにこういった生活をしている人もいますが、全員がこんな生活水準ではないので、「こんな世界もあるのか」という程度に読んでいただければ幸いです。

まずは小生の泊まっていたホテルから。
立派なロビーです。入るにも非常に厳しくチェックされます。
人助けで来ていながら、自分だけこんな豪華ホテルに泊まっているというのも、何だか矛盾してるなー、とは思います。
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毎日食べていた朝ご飯。バイキング形式で種類も相当豊富なのですが(日本食もどきもアリ)、新しいものにチャレンジするとたいてい失敗するので、毎日こんな感じのものを食べてました。ハッシュポテトとマンゴーは外せません。
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この日は休みだったので、街をブラブラ。
さすがに34度の中を歩いている人は、小生くらいしかいません。
ちなみに、高層ビルは至るところにあります。
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まずはスーパーへ。
南国フルーツが豊富です。
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そして、ここはやはりフィリピン。
日本との関係の深さを感じさせるこの品揃え!
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現地生産(多分)のヤクルトもあります。
小生も1パック購入。
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いやはや。なんとも充実しています。
まあ、日本のように痒いところに手が届く、といった域に達してはいませんが。

次にショッピングモール周辺を歩いてみると、アメリカ資本がそこらじゅうに目に付きます。

某ジムや、某カフェ。
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雨が降ってきたので入ったこの店も。
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ちなみに、当時、雨はこんな感じ。
(これが毎日、短時間[30分~1時間くらい]だけ降ります。)
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日本資本も頑張っています。
出張中、3回くらいお世話になりました。
お味もなかなかのものでしたよ(米は日本のものには到底敵いませんが)。
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番外編で驚いたのは、このブランド。
スペイン語圏が好きな人には馴染み深いですよね。
まさか、フィリピンにもあるなんて思いませんでした。
(ここ2~3年、日本にもすごい勢いで出店しています。)
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雨が上がったので、町を歩いてはフィリピン名物(ジプニーと呼ばれる乗り合いバス。米軍の使っていたジープを払い下げたもので、庶民の足。メキシコで言えば、これに該当)を写真に収め、
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歩き疲れたら、ホテルで独り酒盛り。
サン・ミゲル(日本で言えば、キリンといったところか。老舗メーカー)もいろいろなバリエーションで頑張っています。
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ビール片手にワールドカップを見ながら野次を飛ばし、夜遅い放送に耐えられなくなって、そのまま寝る、というパターンを繰り返していました。

それにしても、ブラジルのサッカーは、見ていて本当に楽しいですね。
日本は残念でしたが。
決勝トーナメントも楽しみです!
12:55 | 出張・旅行 | comments (7) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Mon.

ワールドカップ

いよいよ、今日は日本戦の日ですね。
ここフィリピンでも、ホテルの設備が整っているおかげで、NHK-BSの生中継で全試合観ることができます。しかも、ありがたいことに日本戦の開催される時間はこちらの夜(フィリピンと日本の時差はフィリピンがマイナス1時間)。

小生、“patriot”ですから、もちろん日本代表は全力で応援します。
しかし、職業柄、他にも気になるポイントが。

例えば、旧・植民地 vs 宗主国対決。

・アンゴラ vs ポルトガル(アンゴラ、負けちゃいましたが…。)
・トリニダード・トバゴ vs イングランド など。

また、国を背負って戦うヒーローには、日本人の判官贔屓でつい肩入れしてしまいます。

・象牙海岸のドログバ
・アンゴラのアクワ
・ウクライナのシェフチェンコ
・コスタリカのワンチョペ

国が貧しい順で並べると、こんな感じでしょうか。チェコはそこまで貧しくないから、ネドベドは入らないかな。カメルーンのエトーも出ていれば完璧だけど、今回カメルーンは残念ながら予選で敗退しました。

ブラジルやアルゼンチンは、世界全体から見れば経済的にかなり豊かな方だし、スター選手も数多く揃っているから、勝つのは当然です。
お城を持っているような選手までいる、欧州のチームなど論外。
そういった国々の選手と比較して、上に挙げた彼らは、どちらかと言えば個人の能力でナショナルチームを牽引しW杯出場に導いた、そんな孤高のヒーロー的イメージからか、神々しくさえ見えます。
実際に、アルゼンチン vs 象牙海岸の試合で、ドログバが一矢報いるゴールを決めたとき、観客からはスタンディングオベーションがありました(残念ながら、こちらも負けてしまいました)。

これらのプレーヤーが活躍することにより、その国の国民が勇気付けられる度合いは、中村俊輔や中田英寿が活躍して日本人が勇気付けられる度合いとは比べ物にならないくらい大きいのです。特に、現在政情不安にある(日本大使館も業務を停止してパリに退避しています)象牙海岸や、内戦が終結したばかりのアンゴラにおいて、母国のW杯出場は、多くの国民にとって苦しい生活を忘れさせてくれる一条鞭法、じゃなくて、一条ゆかり、もとい、一条の光とさえ言えると思います。

ともあれ、見方は人それぞれ。
4年に1度のお祭りを楽しみましょう!!!
09:11 | 運動・スポーツ | comments (10) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Sat.

フィリピン日記1

無事、フィリピンに到着しています。
ご心配いただいた皆様、ありがとうございました。

さて、今回のプロジェクトですが、フィリピン海上保安庁の通信システムの改善です。
海上保安庁と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょう。

ドラマ「海猿」でしょうか。
伊藤英明、カッコいいですね。結構、いろんな人と浮名を流してますが。
加藤あい、カワイイですね。ウチの嫁も、名前だけは一緒ですが…。

それとも観閲式でしょうか。
観閲式などという言葉を知っている貴方は、相当のマニアと見ました。
小生も、前の職場では通信関係で繋がりのあった方に、何度かご招待いただきました。

日本の海上保安庁は、ときどきニュースにも登場しますよね。
約1年前にもこんな睨み合いがあったのを記憶しています。
海洋国家にとって、周辺海域の防衛は死活問題ですから、きちんと活動していただいているというのはありがたい限りです。
(不審船に威嚇射撃をしただけでニュースになってしまうような風潮はいただけませんが…。)

翻ってフィリピンはどうでしょう。
日本以上に複雑に周囲を海に囲まれています。
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この国の海上保安庁(Philippine Coast Guard:PCG)は、8年前に海軍から独立した組織なのですが、組織、装備とも非常に脆弱です。特に通信分野はひどく、本庁と全国に10箇所ある管区本部の連絡は、なんと、職員の携帯電話やFAX、アマチュア無線に毛の生えたような短波帯のトランシーバーで行っています。

通常、一国の公安系機関ともなれば、専用回線を持っているのが当たり前で、そんなことは誰も不思議に思うことはありません。しかしこの国では、職員が自腹を切って携帯で連絡したり、緊急でなければ、通信費節約のために携帯のショートメールを使ったりしています。ちょっとビックリですよね。
オォォーーー!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!

そんなこんなで、とりあえず内部通信の基礎となる、本部-各管区本部間の通信を中心にPCG全体の通信の底上げをしようという大きな目標が決まりました。

しかし、、、
非常に大きな問題が存在することが判明。

昔、マルコス時代の勢いを保ってフィリピン経済の調子が良かった頃、日本から大借金をして導入した送信所にあるアンテナを活用しようと思っていたのですが、実際に現地に行ってみると、東京ドーム6個分くらいある広大な敷地のうち、半分以上が不法に占拠され、スラム化していたのです。

遠くから見ると、一見大丈夫そうに見えるのですが、、、
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近づくと、家?が沢山できてしまっているのが分かります。
20060610135600.jpg 20060610135619.jpg

本当は、この敷地、湿地帯なので住めるような場所じゃないんですけどね…。
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新築中!?の家も多数。
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スラムといえば、ゴミの不法投棄。
われわれも「絹の道」ならぬ「ゴミの道」の上をひたすら歩きました。
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こんな風に、家の下もゴミだらけ。
その臭いは凄まじいものがあります(よくこの中で生活できるものです)。
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余談ですが、そんな中でも商売をやっている人がいます。
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また、こいつも健気に生きてました。
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既存のアンテナには、蔦が絡まり放題。
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鉄骨は盗まれ、
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アンテナはフェンスで囲っているにもかかわらず、その根元には里芋畑を作られ、
(しかも、「最近、芋泥棒がいる。許さんぜよ!」という立看板も。お前ら自身、敷地泥棒ちゃうんかい!とツッコミたくなりました。)
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敷地の境界線であるブロック塀は不法占拠者の住居の塀として使われ、
(もちろん、家が建っているのは敷地の内側。)
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一応、ガードはいるのですが、相手は2,000人以上は軽くおり、多勢に無勢…。
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もう1度確認しておきます。
以上の写真が撮られたのは、全て海上保安庁の敷地内なのです。
彼らは不法占拠者です。squatterです。

ヤバイ。。。
ヤバすぎる状況です。

こうなったら、13本のアンテナのうち、まだ生きている4本程度の守りを固めて死守するしかなさそうです。

不法占拠者がいる、という情報は以前から聞いていたのですが、数件だったら、フィリピン政府から彼らに少しお金を払わせて(1件につき10,000円程度)立ち退いてもらおうかな、などと甘く考えていました。
でも、これだけ定住されてしまうと、公権力を使って強制退去させることも不可能ですし、日本のプロジェクトが住処を奪った、などと汚名を着せられかねません。日本のNGOが騒がないという保障もありませんし…。

強固な塀を作るとか、兵士を集中させるとか、他にも何かできることはないか、来週以降の重い課題となりそうです(鬱)。
13:50 | 出張・旅行 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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