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Wed.

有意義に使ってくれよ、な。

今日はお給料のカナシハナシ。

復興財源捻出のため、議員立法で提出された公務員給与削減法案が、2カ月ほど前に可決されたのは有名なお話。そして、小生は元公務員ですが、現在は団体職員であり、公務員ではありません。やっている仕事は限りなく公務員ですが。

さて、冒頭の法案が我々の給料に適用されるかと言えば、もちろん適用されます。独立行政法人、とは言っても、全然「独立」じゃないのです。今度、人事部長から説明会が行われるそうです。海外の事務所にも、TV会議システムを使って。

事業仕分けのご時世、もちろんこのことは覚悟してました。ちなみに、給料が30万円の人で、ボーナス分込みで2年間で75万円の収入減だそうです。正直、これから借金して家を買おうとしている人間に取っては、そんなに小さい額ではないです。ただ、東北の方々の痛みを思えば、この程度のことは甘受せざるを得ません。

それでも、政治にお願いしたいのは、とにかく有効に使ってほしいということ。がれきの処理一つ取っても除染にしても、全然システマティックにできていない。本当に民主党政権には、外から見ているとため息しか出てきません。

そして、日本国の借金を増やしている最も大きな原因は、公務員の人件費ではなくて(公務員の全労働人口に占める割合は、他の先進国と比較してもかなり少ない方)、社会保障費だということを認識して欲しいものです。という観点からは、タバコを吸い過ぎて肺がんになった人には国民健康保険からお金を払わない、とか、真面目に年金を払ってきた人が受け取っている年金額より高い生活保護をもらって、働く気ゼロでのうのうとしているような輩への生活保護給付は70%カットとか、それくらいのことをやらないとどうしようもないのですよね。消費税を上げる前に。自民党がベストとは言わないけど、彼らは、これくらいのことはちゃんと議論しています。

そして、為替に関する軽はずみな発言等で分かるとおり、恐らく歴代で最も頭の悪い財務大臣が、給与削減を恒久的な措置にしようと言っているとかいないとか。冗談はアンタの能力の無さくらいにしてくれ、という感じです。まずはテメエの給料をゼロにしてから言え、と。

2年後に民主党政権が存続しているかどうか分かりませんが、もし、給料が元に戻らなかったら、人事に申請して何かしら副業をしようと思います(無断での副業は禁止ですが、申請して認められればOKなのです)。

やれやれ。
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22:24 | 時事・社会 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Mon.

TPPは本当に「第3の開国」か?

三十路リーマン、家族と離れ、自由時間が増えたので、「ああでもない、こうでもない」とつれづれなるままに物事を考える脳内活動に勤しんでおります。

子供たちと一緒に住んでいるときは、「うるさくて気の休まる暇が無い」などと思っておりましたが、逆に全く子供の声のしない部屋で独りPCに向かっていると、「静か過ぎて寂しいものだな」と。人はいつだって無い物ねだりなものです。

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さて、最近マスコミを騒がせているTPP。野田総理が参加表明のための準備を指示したとか、しないとか。
民主党オワタ、ってか、日本オワタ。
日本の指導層は、頭が狂ってるとしか思えない。

1.この人たち、オバマの一般教書演説とか、全然聞いたり、読んだりしないんだろうか?
2.TPPに入らないと、本当に「世界の孤児」になると思ってるんだろうか?
3.共同体に加盟することが、本当に良いことなのだろうか?


1.について。

インターネットで、簡単に教書の日本語訳が読める時代。英語ができなくても、アメリカが今、どういう方向に舵を切ろうとしているのか、ググれば0.3秒で情報入手できる。まあ実際には、日本語訳もすぐにはネット上に出ないだろうから、現実的には秘書か誰かに次の日のWSJか何かで全文を読ませて、ポイントを報告させる、とかでも良いんだが。

そして、今年の一般教書演説は、「雇用!雇用!雇用!」。「自分(オバマ)は、アメリカ人の雇用創出につながる貿易協定にしかサインしない!」と言い切っているのである。裏を返せば、「TPPで日本をカモにしてやんよ!」ってことだ。就任時の穏やかな演説とは、全然トーンが違う。相手は本気だ。

そして、それよりも1年近く前に発表された「輸出倍増計画」。

現在ドルで給料をもらっている小生には、貯金が目減りしまくって本当にありがたくないことだが、輸出を促進するため、オバマは昔の「強いドル」ではなく、「弱いドル」を強力に推し進めようとしている。1ドル60円もすぐそこだ(無論、日銀の介入とか様々な要因があるから、一足飛びにはいかないと思うけど)。60円ともなれば、つい4年前の半分。4年前の半分の価格になった牛肉が、関税というバリアを放棄した日本に押し寄せたら、そりゃ290円の牛丼が、もしかしたら100円を切るかもしれない。でも、本当にそれでいいの?日本は既に、長期にわたってデフレに苦しんできたんじゃなかったの?(デフレの問題点が分からない人は、ググってくださいね。)

このブログでも、さんざんマイホームへの夢を語ってきたけど、小生は今、決心した。大借金をして家を買うのはあきらめよう。我々世代には絶対に無理だ(サラリーマンの平均年収200万円時代が来るだろうし、借入額の相対的な価値がどんどん上昇してしまうから)。あばら家でもいいから、親から少しだけ借りるか、10年以内に返済できる額の借入れで買える範囲の家にしよう。ってか、日本で家買う必要あるのか、もう1回考えよう。


2.について。

既にネット上で議論が尽くされているので繰り返しになってしまうけど、TPP加盟国及び加盟検討国のGDPのうち、9割以上を日米が占めているので、これは実質、日本とアメリカの協定だ。その他の交渉参加国は、ニュージーランド、ブルネイ、シンガポール、チリ、ベトナム、ペルー、豪州、マレーシア。GDPの割合を見ても、これらの国々を相手に、日本が大々的に貿易を拡大することは不可能なので、実際には、アメリカに対してどんどん輸出を増やせるのでなければ、この協定は全く意味がない。では、日本とアメリカの両者が関税を撤廃すればアメリカに対して輸出を増やせるのか、って言うと、上記の「弱いドル」のお陰で、ほとんど不可能に近いだろう。4年前の倍の価格になった自動車を、誰が買ってくれるだろうか。

逆に、TPPに参加しないデメリット、って何だろうか。「経団連が加盟を強く主張するから参加を検討する」と言うのであれば、国の総体が全く見えていないと言わざるを得ない。彼らは大企業の利益代弁機関であって、日本国民の利益など全く考えていない。大きくなりすぎて潰せなくなった大企業は、結局国民の税金で救われるのは周知のとおり(長銀、ダイエー、JAL、そのうち東電)。

アメリカは、日本がTPPに参加しなければ、慌てふためくことになるだろう。上記のとおり、その他の(語弊があるが)木っ端参加国のみが相手では、カモとして小さすぎるからだ。ま、要はカードはこっちが持ってるっちゅーことだ。それをなぜ、敢えてネギをしょって食われに行くのか。戦後65年経って、まだ米国帝国主義の呪縛から逃れられないのか。全く、泉下の小村寿太郎翁が泣いてるぞ。

世界の孤児になるどころか、部品調達など、日本なしでは世界はやっていけないということが東日本大震災ではっきりしたではないか。その証拠に、普通に考えれば暴落しても良いはずの円は、あまり価値を下げていない(ちなみに、小生が赴任してからの3年間あまり、当地はドルベースなのでガソリン価格が高騰しまくっているが、日本ではそうでもないはず。円高の恩恵もある、ということ)。


3.について。

経済共同体。NAFTA、EU、ASEAN。そんなに魅力的なんだろうか。自分たちだけで固まって、他を締め出すって意味では、「開国」どころか、こちらのほうがむしろ「鎖国」なのではないのか。EUなんて、通貨まで統合しちゃって、現在大変なことになっているではないか。優等生のドイツはきっと、(ユーロ圏の結束を示すために、表立っては言えないが)「何で俺が劣等生のギリシャ、ポルトガルを助けてやらなきゃいけないんだよー」と思っているに違いない。

NAFTAだって、メキシコ人のアイデンティティであるトウモロコシ(しかも遺伝子組換え)が米国から大量に輸入され、国内のトウモロコシ農家に壊滅的な打撃を与えたり、人の移動も自由になって、メキシコ人が大量にアメリカに流入し、治安や貧富の差の問題が発生していることはよく知られている。

これもさんざん既出だが、TPPにおけるアメリカの主張は、

・BSE対策の日本の規制は撤廃ね(おまいら、アメリカ基準で牛肉買えよ)。
・郵政は自由化。過疎地の郵便局なんか全廃せえよ。
・国民皆保険とか言ってんじゃねえよ。アメリカの保険会社が儲ける機会を失うだろ。
・役場の公共事業は、英語で公示しないと違反だからな。
・明日から、君は隣のペルー人の同僚と同じ給料で(同じ仕事内容だから)。
・明日から、社内公用語は英語にするからよろしくっ。
・裁判になったら、米国の法廷で決着を付けるからね。

ってなところだ。

こんなのを呑むくらいなら、一匹狼で良いではないか。上の記述の裏を返せば、ユーロに加盟していない英国は、現在の欧州危機を横目で見て、「参加しなくて良かった」と胸をなで下ろしているに違いない。



メキシコ在住の友人Y君(日本人。現地で会社を経営)が、何年も前から、会うたびに「日本人は、もう海外に仕事を求めるべきだ」と熱く語ってくれるが、好むと好まざるとにかかわらず、そういう日が来るらしい。彼の慧眼には恐れ入る。我が家の子供たちにも、世界で戦える能力(語学力だけでなく、教養とか自己主張する能力を含む)を身に付けさせてやらねば。

野田総理と、県立船橋高校柔道部で同期だった東大医学部の先生(ちなみに、その先生がその期の「主将」で、野田氏は弱く補欠だったのが、今や「首相」になったそうだ)と知り合いなのだが、その先生に頼んで、「一国民としての意見」を送ってもらおうかしらん。そんなこと頼まれても、その先生も迷惑なだけだろうけど、本当にここは国家としての転換点な気がする野田。

あ~、もどかしいぜ日本。

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追伸:
前回のエントリーに対し、コメント以外にも多くの方がmixiやプライベートメールに励ましの言葉を寄せてくださいました。本当にありがとうございます。現在、妻は前向きに治療に取り組んでおりますので、ご安心ください。適時、近況を報告させて頂きます。
21:34 | 時事・社会 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Sun.

メッキが剥がれただけ

コピー大国、中国の新幹線のことです。

各国技術のパクリを集めて独自技術と言い張り、特許申請すると息巻いていましたが、こんなに早く化けの皮が剥がれるとは…。小生が6年前に書いたとおりです。やはりJR東海の会長は正しかった。それに引き換え、技術供与した川重は、特許申請されたり、事故を起こされたり、今頃焦りまくっていることでしょう。やはり、国益に反することはやっちゃいけません。

この辺には、事故の写真が沢山でています(エロ広告注意)。
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1663.html

さらに、こんなニュースも。ありえん…。


そうそう、コピー大国と言えば、先日キューバに旅行した際にも、日本車の完全コピー(中国製)が存在したので写真をアップしておきます。

こちらがオリジナル(日産Almera-日本では販売してないかもしれません。同僚の車です。)
本物

こちらがニセモノ(中国製)
偽Almera

デザインの一部盗用、とかではなく、完全コピーです。この車を遠くに見つけたとき、「あ、キューバにも最新の日本車が走ってる!」と興奮気味に駆け寄ったのですが、ニセモノだったのでがっかりしました。ちなみに、キューバは(物資が入ってこないので)50年代のアメ車や、旧ソ連製の走行距離100万キロ越えの車が沢山走っていますが、日本車は全く見ませんでした。

きっと、完全コピーでも「オリジナルデザイン」なのでしょうね。


今や世界中にMade in Chinaがあふれており、「チャイナフリー」は難しい世の中ですが、身の安全に影響を及ぼすようなものに関しては原産地に注意を払おうと改めて思いました。
22:00 | 時事・社会 | comments (6) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Wed.

情けは人のためならず

子連れ旅行から、疲れ果てて帰ってきました。
写真の編集がめんどいので、旅行の記事はまた後日アップします。


さてさて、今日のタイトルについて、正確な意味をご存じない方は辞書を引いてください。
あらかじめお断りしておきますが、本日の記事は、4/24付日経新聞の「風見鶏」欄をヒントに、個人的な経験を交ぜて書いてます。また、我が社のニュースレターに配信している、小生が書いた記事と内容に重複がありますことをご容赦ください。



今さらですが、小生は、発展途上国に援助を実施することを仕事にして禄を食んでいます。
では、2011年度、世界で最も他国からの援助(金額ベース)を受けることになる国はどこでしょう。

アフガニスタンでしょうか?
イラクでしょうか?
ハイチでしょうか?
ブルキナファソでしょうか?



答えは、日本です。
外務省によれば、142か国・地域、39国際機関が支援を表明し、上記の記事が出た時点で、既に45か国からの援助を受け取っているそうです。今、我々は、援助を受ける立場なのです。しかも、援助を申し出ている国の中には、相当な貧困国も含まれています。

震災直後の記事に書いたように、当地でもあらゆる人が声を掛けてくれますし、キューバやパナマに旅行したときも、「お前日本人か?ところで、日本は大丈夫なのか?」と、幾度となく話しかけられました。小生のオフィスでも、義捐金を募ったところ、現地の方を中心に全部で70万円ほど集まりました(日本で集める70万円と、こちらの給与水準で集める70万円では全然価値が違います)。「これまで日本にはさんざん助けてもらったから」なんていう、涙腺が緩んでしまうコメントも貰いました。実際に上記のとおり、世界中が日本の状況を憂い、援助の手を差し伸べています。

今回ほど、「あ、日本て海外の人たちからこんなに評価されていたんだ」と肌で感じることはありません。日本人の勤勉な仕事振り、高い技術は実際のところ、世界中から本当に称賛を浴びています。メーカー、商社、研究者、そして我々の仲間である援助関係者。多くの人たちが、これまで海外で仕事をしてきましたが、過去の人たちが築いてきてくれた日本への信頼・尊敬が、今回の「まさかの友は真の友」につながっているのだと思います。

なので、そういった先人の努力を無駄にしないためにも、小生も頑張ろう、と襟を正している今日この頃なのです。


上記の記事が出た頃には、補正予算で対外援助を2割削減、なんてニュースも出たけど、この15年で日本のODA予算は既に半減しています(昔は世界1位、今は世界5位)。そんな厳しい状況下、世間知らず・外交知らずのお坊ちゃま(前首相)が、アフガン5,000億円とか、中国の黄砂対策に2兆円とか、とんでもないバラマキをやったものだから、他国に回す分は本当に雀の涙ほどで、今、我々が実施しているプロジェクトは、ブラジルなどの新興援助国とタッグを組んだり(当然、彼らにお金を出して貰う)、本当に爪に火をともすようにしてやっているものばかりです。それをさらに削減しろ、となると、ほとんどこの辺の国に我が社のオフィスを構えている意味はなくなるので、早いところ中米各国の事務所はたたんだ方が宜しいのではないかと。

まずは日本、との議論も分からなくはない。けれども、「世界の中の日本」「ひとりじゃ生きられないニッポン」という視点が抜けているように思えるのです。



と、昨日まで思っていたら、首相も周囲からさんざん言われたらしく、本日はこんな記事が出てました。言われないと分かんないってところが、国際センスの無さを感じさせますが、まあ良しとしましょう。問題は、公約を守れる程度まで政権が存続しているか、ですが。

まさに、情けは人のためならず、というお話でした。
21:34 | 時事・社会 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
Tue.

批判するのは簡単だ。

当地のインターネット新聞で、大江健三郎の寄稿を取り扱っていた。ちょっとググってみたら、この御仁、ニューヨーカーとかル・モンドとか、世界中のメディアに同じものを発信しているらしい。
(※スペイン語族の方は、こちらから原文をどうぞ。↓)
http://www.elfaro.net/es/201103/opinion/3784/

中身は、要は原発批判、今般の事故への批判(天災ではなく人災だ、というもの)なのだが、こういう事態になると必ず後付けで批判が出てくるものだ。
彼はノーベル賞を取っているから、つい「エラい人なのだろう」と思ってしまうのが、(日本人に限らず)世界中の権威に弱い人たちの悲しい性だが、彼の思想は反日左翼そのもの。彼の書いたものを少しでも読めばすぐに分かる。しかしながら、権威に弱い人たちが多いので、なまじ影響力が強いのが問題だ。

こういう人たちは、原発に反対なのはいいけど、国土の狭い日本で持続可能なエネルギー調達をどう実現するかについての対案は一切出していない。太陽光?風力?バイオ?地熱?それ、本当に日本で実現可能?

ずっと原発に反対し続けている批評家(広瀬隆とか)ならともかく、水に落ちた犬を叩くように、ここぞとばかりに批判を繰り広げる輩には反吐が出る。じゃあ今まであなたは原発政策の恩恵を(間接的にでも)一切受けていなかったの?

現在起きていることは、あまりにも想定外の出来事。誰も経験したことのない事態に、どう対処しようかということを一瞬一瞬で判断しなければならない状況下、心ない批判を受けながら命賭けで作業をしている現場の方々のストレスたるや相当なものだろう。そのうち、自殺者が出るのではないかと心配だ。

訳知り顔で批判をするのは簡単だ。だが、その批判の殆どは後付けに過ぎず、何の解決策も示さないものだ。

日本のマスコミにしてもしかり。マスコミの存在感を上げるために批判記事を書きたいのだろうけれど、こういった国家的な危機に際して、どういった情報を出していけば国民が自主的な判断ができるのかというストラテジーが全然ない。AERAが軽率な表紙を出して謝罪したのがいい例だ。福島県の某新聞社など、東電をスポンサーとして持ち上げるだけ持ち上げて金をたんまり貰っておきながら、手のひらを返したように扇動記事を書いているのだとか。誰か、マスコミを教育してやってくれ。

当然のこととして、今回の事故は、原子力の代替エネルギーについての議論を惹起するだろう。そのこと自体は非常に健全で、むしろ望ましいことだ。また、首都圏が地方に危険を押し付けていること、これについてももっと議論されて良い。

だが、繰り返しになるが、後付けの批判ならサルでもできる。現在必要なのは、「今そこにある危機」をどう乗り切るかという知恵と、その危機に立ち向かう勇気だ。幸い、多くの方が日本を救うために、勇気を持って全力で任務に当たって下さっている。そういった方々、また、そのご家族の方々には本当に頭が下がる。心の底から感謝申し上げたい。にわか批評家ではなく、こういった方々こそが日本を救うのだ。

今回の震災で、日本はあまりにも多くのものを失った。しかし同時に、少なくとも3代にわたって語り継がれるであろう、強烈なinstitutional memoryをも獲得した。誰もが自己、社会、国家などについて見つめ直すきっかけを与えられた。電気のある生活、ガソリンが不自由なく手に入る生活、電車が時間どおりに来る生活、がいかに有り難いか。日本がとてつもない国であることも確認できた。困難なミッションに命を賭けて立ち向かう方々もいる。そのことが救いだ。

外野にいて、震災による不便を一切経験していないくせに、という批判は甘受しつつ、感じたことを書いてみた。


追記:
本日、日本大使館に設けられている弔問記帳に行ってきました。
多数の記帳とともに、当国大統領の記帳もありました。
23:14 | 時事・社会 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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