Tue.

続・必殺!仕分け人

昨日の夜中、我が社に関する「仕分け」のインターネット中継をずっと見ていた。
時差のおかげで、リアルタイムで見られるのだ。
実際には「聞いていた」の方が正しい、というのは見たことがある方ならお分かり頂けるかと思う。
(ものすごく引いた位置からの映像、解像度最低、発言者が分からないようになっている。)


あれは、事業の有効性の検討ではなく、単なる吊るし上げ。
最初から結論ありき、議論する気ゼロ。
だったら最初から資料の準備なんて求めないで、有無を言わせず予算削減すれば良い。
無駄を切り捨てるはずの仕分け人様たちが、それを準備する事務コストが無駄だということが分からないのか。


我が社に「青年海外協力隊」という事業があるのだが、途上国に若者1人を2年間派遣するのに、800万円かかる。これは、募集、選考、事前訓練(語学・専門分野)、航空賃、保険、年金、現地生活費、帰国後補償、報告会等を含む金額で、この800万円をもっと安く出来ないかを議論するなら分かる。

しかし、「隊員を受け入れる国が、現金で800万円貰うよりも、その人が来てくれた方がいいと思わなければ意味がない!そういう人を選んでいるのか!!」と発言している仕分け人がいたことには驚愕した。この人には草の根外交とか、日本の若者を育てる観点というのは無いのだろうか。ちょっと高めのサラリーマンの年収程度で1人を2年間派遣できて、交流にもなり、国際的な視野を持った人材も育つなら、我が国にとってそれほど無駄な投資ではないと個人的には思うのだが。

そして彼らは、自分に都合が悪いデータが出ると、「そういうことを聞いているのではない!」と遮る。

例えば民主党の尾立源幸議員。我が社の担当者は、自民党政権下より(先生方のご指導を頂き、)外部委託事業の競争入札を進めてきた。競争には、価格競争方式と企画競争(プロポーザル)方式があり、全てを価格競争にしてしまうと、中身の無い劣悪な業者が入ってきてしまうケースが生じる。なので、価格競争になじまないものは、プロポーザルを出させ、選定委員が採点をして落札者を決めることがあるのだが、それを取り上げ、「我々とあなたたちでは、競争の定義が違うんですよ!」と大声で一括。じゃあ、全部価格競争にしろよ。お好きにどうぞ。

また、ある女性仕分け人は、自分の持ってきたデータとして、WFP(国連世界食糧計画)の管理費のシーリングが事業総額の7%に抑えられているのに対し、我が社が30%程度で高いと指摘したが、外務省か我が社の事務方が「その事業総額には(有償・無償)資金協力の額が含まれていません」と反論すると、「それは含めないでっ!」って、おいおい。貸付も無償資金協力も立派な事業で事務コストはかかってるのよ。しかも、食糧を調達して配るだけの機関より調整コストがかかるのは自明の理。何で都合のいいようにデータを解釈するかなぁ。それって、あなたたちが今まで批判してきたやり方そのものじゃないの?

議員以外、発言者が公表されない(聞いているだけでは分からない)のも不透明だ。
暴言を全部議事録にして公表しろ。話はそれからだ。

こんな素人たち(議員以外は誰が仕分けしているか非公開)にお白洲に引き出され、反論の機会も与えられないまま事業の質を下げるような改悪を唯々諾々と呑まなければならないなら、本当に転職も考えますわ。12年前に就職してから今までで、最も仕事へのモチベーションが下がった1日だった。


そう言えば、便所の落書き(=2ちゃんねる)に上手いこと言ったのがあった。

659 :名無しさん@十周年:2009/11/24(火) 01:17:05 ID:XXXXXX
国民の金を好きなように使ってる役人が、国民の味方の民主党によって予算を
切り刻まれている(という構図の)映像を見て、ざまあみろという気持ちになるんだろう。
自分には関係のないところで、自分には関係のない人間が血祭りに上がっている姿を
見て、まるでギロチンにかかる囚人を取り巻く大衆のごとく歓声をあげ、その顛末に
溜飲を下げている。
そういう人間のドス黒い感情を揺さぶって支持率を上げているのが民主党だと。

仙石由人・行政刷新担当大臣が先日、事業仕分けについて「政治の文化大革命が始まった」 と自画自賛していたらしいが、「文化大革命」を肯定的に捉えていることに、誇張でなく寒気を覚える。


しかし、こんなパフォーマンス政治が国民に受けがいいというのだから、小泉政権のときも感じたけれど、物事の良し悪しを本当に自分の頭で考えられる人って、相当少なくなってきているのだろう(鳩山内閣の支持率がマスゴミによる情報操作だと思いたい)。それにしても、日本に帰りたくなくなるなぁ。我が家の子供たちには、日本にこだわることなく、また、自分で自分の給料を決められる仕事に就くように教育していこう。

あゝ脱力。
12:26 | 時事・社会 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
Sun.

最近の日本の報道を見て

先週末に起こった、当地でのハリケーン被害(100人以上が死亡)は日本であまり大きく報道されなかったようですが、日本のニュースを見てのつぶやき。

【JALの再建】
メキシコ直行便が廃止されるそうです。これを見てショックを受けたラテン族は多いはず。小生も出張、プライベート含め何度となくお世話になっているので、感慨深いものが。メキシコに限らず、ANAが路線を持っていない国にも飛ばしてくれているのがありがたかったのですが。
JALの営業で我が社を担当してくれていた、中学・高校時代のバスケ部の後輩がいるのですが、彼も1年ちょっと前に某財閥系不動産に転職しました。年収が倍になったそうです。沈没しかけの船から上手く脱出、といったところでしょうか。
そして、OBにも年金額の削減をお願いしているのだとか。しかし、これはどうなのでしょう。一所懸命に働いてきて、リタイアしたら突然の年金減額。人生設計狂いますよね。OBは上記の後輩みたいに、今から会社を変えられないですからね…。

【必殺!仕分け人】
我が社が目の敵にされているから言うわけじゃないんですけど、1時間で結論を出すって、あり得ないなぁ。無論、税金の使い方に無駄があるのは周知の事実で、小生に聞いてくれたら、前の職場の無駄を10個くらい即座に挙げられるんですが。代議士って、やっぱり素人なのねん。8月に月給が3万円くらい下がったのですが、また下がるのかぁ。あんまり下げると、辞めちゃうわよ(急におネエ言葉)。今の仕事、嫌いじゃないけど、結局はおまんま食ってくために仕事してんだから。

【英国女性殺人・容疑者逮捕】
事件とは全く関係のない、昨年の派遣切り、派遣村のニュースを思い出しました。彼、親の仕送りで生きてきたニートなんでしょ?それが、寮に住み込んでの肉体労働に、100万円超の貯金。人間、死ぬ気でやれば何でもできるのではないかと。確かに派遣村には、様々な事情で働けない人もいたかもしれないけど、死ぬ気で自分が今できることを探している人がどの程度いたかは疑問です。

【結婚詐欺・連続不審死】
何だか、埼玉県警に逮捕された34歳の女以外にも出てきているみたいですね(「鳥取 結婚詐欺」でググると出てきます)。もし容疑が確定したら、2人とも殺している人数が尋常でない。共に稀代の殺人鬼ですよ。一度やってしまうと、人の命が軽くなってしまうんでしょうね。ネットで真剣に婚活をされていた被害者は、大変お気の毒ですが、やはりバーチャルな空間での出会いには、相当注意しなければいけませんね。それにしても写真を見る限り、2人ともどんなに下駄を履かせても「美人」には見えない。この程度の女に人生を捧げてしまった男性たちが不憫でなりません。
03:53 | 時事・社会 | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑
Sat.

新政権誕生・その後

さて、以前の日記で当国の政権党が交代したことはお伝えしましたが、新政権誕生後、「国家戦略局」を作るのが流行りなのでしょうか。日本に少し先んじて、この国でも国家戦略局なる機関が誕生しました。しかし、中身をどうしたらいいのか、混迷している様子はどちらも似たような感じです。

新政権が誕生すると、政治任用されている役所の上の方が(少なくとも局長級以上は確実に)ガラッと入れ替わります。米国などもこのケースです。日本は大臣、副大臣、政務官以外は政治任用がほとんど見られませんから、あまり馴染みがないかもしれませんね。

つまり、政権が変わると、今までお付き合いしてきた人が急にいなくなってしまうんです。例えば、我々と日頃深い付き合いのある、当国外務省。これまでのカウンターパートだった「対外協力局」という部署の局長(推定年齢55〜56歳)も更迭されることとなり、送別会を開催したのですが、後日、彼の後任を見て驚きました。

何と、小生より3つも若い、大学の修士を出て3年しか経ってないオネーチャンなのです(ちなみに結構かわいい)。ジョブキャリア3年で外交の実務経験ゼロの人間を局長にしてしまう、その感覚がちと我々には理解できないのですが、これも途上国ゆえでしょうか。よっぽど仕事ができるか、新しい外務次官の愛人か、どちらかだと思われます。いずれにしても、ありえん!!

そんなこんなで、今後、うら若き美人局長(つつもたせ長、ではない)との関係構築に努めます(変な意味ではない)。

追伸:
全然関係ありませんが、先日、小生の隣の席に座る現地スタッフの携帯から、日本で言うところの「着うた」が流れてきて、それが、なんとキャンディキャンディの主題歌でした。
仕事中に突然、♪そばかす なんて… って、びっくりしたなぁ。
こちらもありえん!!
00:07 | 仕事 | comments (4) | trackbacks (0) | page top↑
Sat.

ジェネレーションギャップ?

すんません。
また愚痴になってしまうので、不快な方は読み飛ばしてください。


いきなりですが、小生、ケチな人が苦手です。

前の職場の同期も、一緒に夕飯を食べようと家に呼んでおいて、野菜と肉がそれぞれ少しだけ入った鍋(スープ?)もどきと缶ビール1本しか出てこず(こちらは当然、人の家に遊びに行くのですから、それなりのお土産を持って行った訳ですよ)、それ以来あまりプライベートでは付き合いたくない人間のリストに入れてしまいました。

で、思うのですが、そして、偏見が入っているかもしれませんが、今の50代以上の人って、「倹約家」な人が多い気がするんですよね…。

●家に遊びに来いと4度も言うので、遊びに行ったら、4時間でクラッカーしか出てこなかった関係者。
→クラッカーの上のサラミ、最後にはかなり乾燥してましたね。
●人の家に遊びに行くのに、手土産がビールの6缶パック(日本円で約500円くらい)のみの年収1500万円プレーヤー。
→せめて10ドル以上のワインを持って行きましょうよ。
●職場が暑いので扇風機を公費で落としていいですか、と何度も聞いてくるバツイチ独身52歳。
→えっと、我々日本国民の税金を使ってお仕事させて頂いているのですが…。ご自分で買われてはいかがでしょうか。
●小生の事務所を含む関係者に散々世話になっておいて、招集した食事会(10人全員分出しても1万3000円程度)は完全割り勘の(中南米関係者なら誰もが知っているビッグネームの)某H教授。
→噂には聞いてましたけど、、、かなりのものですね。お仕事では有名なだけに、インパクトが。
●現地の人よりも程度の悪い、日本なら廃車寸前の中古車に乗っている某大使館のNo.2。
→外交官ナンバーって、結構見られてますよ。

等々、以上全部違う人なのですが、枚挙にいとまがないのです。

我々の世代は飽食の世の中に育ったから、金遣いが荒過ぎるのでしょうか。
(若い人には比較的、吝嗇な人は少ない気がするんですよねー。小生の元同期のような例外はいるにせよ。)
やはり、日本が貧しかった時代を知っているとそうなるのでしょうか。

いずれにしても、飲み会で先輩がおごってくれるのが普通の体育会で育った小生には、全く理解できません。無論、出してもらって当然、とは思いませんが、人生ギブ&テイクですし、要所要所では気前良くいってもらいたいものです。

皆さんの周囲では、どうですか?
00:23 | 仕事 | comments (4) | trackbacks (0) | page top↑
Thu.

一家全滅!?

今日は朝から関節痛と不快感があり、仕事に行ったのですが、3時間で早退してしまいました。

ことの起こりは一昨日。
息子が夜中に何度も吐き戻し、下痢も併発。

続いて、昨日には娘が嘔吐を連発(7〜8回)。
もちろん下痢も。

そして、今朝からの小生の不調。
さらに今晩からは妻も不調。

娘は母乳+ほんの少しの離乳食なので、食中毒の線はほぼゼロ。
事務所の現地スタッフに話したら、「ああ、雨季はロタが流行るからねぇ」とことも無げ。

ロタウイルスなんて、子供の病気かと思ってたら、大人にも感染することはあって、関節痛なんてのは代表的な症例だそうです。

だいぶ息子の吐瀉物を処理したからなぁ…。
しかも素手で。ウイルスもらっちゃったかなぁ。

不幸中の幸いは、お手伝いさんに伝染していないこと。
それにしても、病人が病人の介護をするのは、なかなかに堪えるものですな。

嘔吐は1〜2日、下痢は1週間程度で収まる、ということなので、ひたすら耐えて時が過ぎるのを待とうと思います。

【後日追記】
結局、これを書いた次の日にお手伝いさんにも伝染し、夜中に4回吐いたとか言っていたので、すぐに実家に帰しました。
また、もともとは、我が家の運転手が下痢だとか言って休んだ次の日に息子が発症したので、持ってきたのは彼で、我が家の関係者6人全てが感染するという、相当強い感染力を持ったウイルスでした。
21:13 | 健康 | comments (8) | trackbacks (0) | page top↑